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寺垣研究所は7月7日、開放型スピーカーシステム「ミュージック・ブレード」を発表した。8月1日より予約受付を開始する。ベーシックモデル「TS-1201」の希望小売価格は250,000円(税別)。

ミュージック・ブレードは、エンクロージャーを持たない開放型のスピーカーシステム。下部のミュージックボックス内に振動素子が内蔵されており、プレートを振動させて音を出す。素材の振動がそのまま空間に広がるため、指向性がなく、音圧を感じさせないサウンドを実現。ミュージックボックス内には2基の振動素子が内蔵されており、1枚のプレートでステレオサウンドを奏でる。

放音量を大きくするため、プレートは緩やかなカーブが付けられている。この「板の曲げ」は、木材への液体含浸による改質技術を応用して行われている。なお、ベーシックモデルに採用されているプレートは、バーチ(樺)材を使用したものだが、プレートの素材によって、さまざまな音色を楽しむことが可能。プレートに会津塗を施し、日本の伝統工芸を堪能できる特製バージョンも用意されている。

アンプの出力は14.5W×2。音声入力端子はステレオミニジャック。本体サイズはW300×D130×H430mmで、質量は2.75kg。

なお、ミュージック・ブレードは、7月9日より東京ビックサイトで開催される「第5回東京デザイン製品展」に出展予定となっている。

(村田修)