ベネディクト・カンバーバッチ

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先日、『SHERLOCK シャーロック』のシャーロック・ホームズ役で世界的な人気を誇るベネディクト・カンバーバッチの伝記「Benedict Cumberbatch: The Biography」が出版された。

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この伝記を紹介している英Expressによると、著者は「ジョニー・デップ 理由ある反抗」など、多くのハリウッドスターやミュージシャンの伝記を手掛けるナイジェル・グッドール。役者である父ティモシー・カールトンと母ワンダ・ヴェンサムとから受けた影響や、名門パブリックスクールであるハーロー校で演技を始めた学生時代から、俳優としての成功に至るまで写真とともにこれまでの歴史がつづられているという。

さらには、同書籍ではベネディクトがこれまでに直面した様々な生命の危機についても触れられている。その中でも、最も危険だったのは2005年、英BBCのミニ・シリーズ『To the Ends of the Earth(原題)』に出演したときのこと。同作は、モンテ・カルロTV祭でミニ・シリーズ部門主演男優賞を獲得するなど、現在の人気のスタート期の重要な作品と言えるが、生命の危機を乗り越えて完成させたという意味でもベネディクトにとっては大きな作品となったようだ。

紹介文によると、南アフリカで同作の撮影中に、共演者のデニス・ブラックとテオ・ランディと共にスキューバ・ダイビングに出かけたベネディクトは、セットに戻る帰り道で武装グループから銃を突きつけられ拉致誘拐されたという。ベネディクトの直面した生命の危機は、この誘拐事件にととまらない。1994年、ハーロー校に最終学年で在籍していた頃にロンドンのイスラエル大使館爆破事件に巻き込まれた体験など、この伝記ではベネディクトが直面した数々の臨死体験についても詳しく触れられている。

「Benedict Cumberbatch: The Biography」は、6月19日(木)から英Express Booksのサイトでオンライン版が販売されている他、ハードカバー版が9月に発売される予定。(海外ドラマNAVI)

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