Adobe Systems社は、サブスクリプション方式のクリエイティブツール提供サービス「Creative Cloud」の新プランとして、新たに「フォトグラフィプラン」の提供を開始した。写真編集に特化されたプランで、月額980円での利用が可能。年間契約で、一括払いでの購入は1万1760円となっている。

新たに設けられた「フォトグラフィプラン」では、デスクトップアプリケーションとして、フォトレタッチソフト「Photoshop CC」とRAW現像/画像ハンドリングソフト「Lightroom 5」を提供。また、同時発表された「Photoshop Mix」などのiPad用アプリや、LightroomモバイルアプリのiPad版/iPhone版も利用できる。プログラムの詳細は同社Webサイト上(URL:http://www.adobe.com/go/photographyplan)にて確認が可能だ。

また、大規模ソフトウェア導入専用のエンタープライズ向け「Creative Cloud」では、今回のメジャーアップデートに、ファイル保存機能とコラボレーション機能/導入のための拡張オプション/ユーザーと権限を管理するための新たなダッシュボードが含まれた。そのほか、教育機関向けには、教室や研究室用のデバイスベースのライセンシングに対応。個人ごとのAdobe IDでの提供ではなく、インストールするデバイスに対してライセンスを提供することで、複数ユーザーが1台のマシンでCreative Cloud製品を利用できる。学生・教職員個人版としては、「Creative Cloud」のコンプリートプランが月額1980円で利用可能(初年度のみ/2年目以降は月額2980円)。


Adobe Systems Webサイト

Adobe Systems Inc.
URL:http://www.adobe.com/jp/
2014/06/19