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一般用医薬品のインターネット販売が12日に解禁されたことを受けて、厚生労働省は13日、ホームページ内に一般用医薬品の販売サイト一覧を公開した。

2014年5月末時点において、インターネット販売を行うとの届け出があった薬局・薬店は全国1,028店舗。今回公開したページでは、これらインターネット販売を行う薬局・薬店の「名称」「所在地」「販売サイトのアドレス」を順次掲載していく。

今回のインターネット販売に当たっては、専門家が購入者の状態に応じた情報提供を行った上で、購入者が理解したことを専門家が確認するなど、専門家が適切に関与する必要がある。

また、薬局・薬店の許可を取得した店舗が販売することや、インターネット販売を行う店舗は、名称、所在地、許可番号、店舗の写真などを販売サイトに表示すること、濫用につながる医薬品は、原則1人1箱に購入を制限すること、といったルールが定められている。

同省では、全国の自治体と協力してルールの徹底を実施。具体的には、2014年4月からインターネットパトロール事業を開始し、未承認薬の広告サイトや薬局・薬店の許可がない業者の販売サイトを、5月末時点で35件閉鎖した。さらに6月12日には、全国で632店舗の販売サイトを確認し、ルールに適合していない点を306件発見。現在、その改善を指導しているという。

(御木本千春)