今回リリースされたのは7件で、このうち最大深刻度が「緊急」となっているものは、「MS14-035」と「MS14-036」の2件、「重要」となっているのものが5件。

「MS14-035」は、Internet Explorer(IE)に存在する2件の一般に公開された脆弱性および57件の非公開で報告された脆弱性を解決する。この中で最も深刻な脆弱性が悪用された場合、ユーザーが特別に細工されたWebページをIEを使用して表示すると、リモートでコードが実行される可能性がある。

「MS14-036」は、WindowsやOffice、Microsoft Lyncの非公開で報告された2件の脆弱性を解決する。これらの脆弱性で、特別に細工されたファイルまたはWebページをユーザーが開いた場合、リモートでコードが実行される可能性がある。


発表資料

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URL:https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/security/ms14-jun
2014/06/12