欧州で超人気のラーメンが上陸、ラーメン博物館にドイツの「無垢」出店。

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新横浜ラーメン博物館に6月25日、ヨーロッパで注目を浴びるドイツ・フランクフルトのラーメン店「無垢」がオープンする。

「無垢」は、看板もホームページもなく、一切の宣伝もせずに、オープンわずか4年でヨーロッパ全土からお客さんが訪れるようになった注目店。「無垢」を気に入った人が新しいお客さんを連れてくるという、口コミにより人気が拡大している。

「トリップアドバイザー」ではフランクフルト市内1,700軒近くあるレストランの中で、星付きのお店を上回るTOP10入りを果たしているほか、多い日は1日100件を超す予約の電話が鳴り、予約なしでの入店は困難な状況だ。

店主は、ドイツに来て10年の日本人・山本真一さん。もともとは食材を卸す商社の営業マンで、直接お客さんに感動を伝える仕事をしたいという想いのもと、2010年に「無垢」をオープンした。

「無垢」のラーメンの特徴は麺。日本ではラーメンにほとんど使われることのない、ピザ用の小麦とパスタ用のデュラム粉を配合することで、独特な風味と食感を生みだしている。ドイツの小麦粉はパン用粉が主流でラーメンにはあまり適合せず、ヨーロッパ全土の小麦粉を試した結果、現在の麺にたどり着いたという。

ラーメン博物館では、次の3つのラーメンを提供する。

◎ドイツの食文化と日本の食文化が融合した「無垢ツヴァイテラーメン」

ドイツの郷土料理であるザワークラウトをワインで煮込み、酸味を除去し旨味を閉じ込め、その後、鶏脂で火を入れてスープと合わせる。トッピングにはドイツの「スペック」と呼ばれる塩漬けした背脂を揚げたもの、ドイツの著名な“スパイスの魔術師”が調合した「ジーベン」、そしてベーコン。濃厚なスープと程よい酸味がマッチングし、スペック、ジーベンがアクセントとなっている。

◎無垢の看板メニュー「無垢ラーメン」

味わいは横浜家系ラーメンを彷彿させる味わいだが、作り方は全く異なる。ドイツでは日本で手に入る食材が手に入らないため、追及したところ結果的に、横浜家系ラーメンの味わいに近い形になった。

◎ドイツ人に人気の「焦げ味噌ラーメン」

ドイツ人から1番人気のラーメンで、3種類の中で最もこってりしているラーメン。ポイントは生の味噌をラードで炒め、焦がして風味づけしているところだ。