写真提供:マイナビニュース

写真拡大

ZMPとVisLabは5月21日、VisLabが開発したステレオビジョンシステムのマーケティングで協業すると発表した。

VisLabは、イタリア・パルマ大学のAlberto Broggi教授が率いるベンチャー企業で、自動車分野のための画像認識アルゴリズムおよびインテリジェントシステムの研究開発を行っている。マシンビジョン、パターン認識、機械学習、人工知能、ロボット工学およびリアルタイムシステムといった分野での研究をベースに、車線検知、車両・歩行者検出、障害物検知などの技術を有し、2010年には、パルマから上海までを自動運転車両で走行を行った実績もある。

VisLabの「3DV Stereo System」は、2つのカメラから3次元空間を再構築するステレオカメラシステムであり、リアルタイムで高精細な3次元情報(最大300万点/秒のポイントクラウド)を提供、環境認識、障害物の検出・追跡、地形・斜面の推定などが可能であり、自動運転車両や先進安全運転システムの画像認識システムとして利用できる。