世界で最も信用されている職業は「消防士」―最も信用されていない職業は「政治家」

写真拡大

世の中には数えきれないほどの職業が存在します。みんな自分の携わっている職業に誇りを持って取り組んでいるわけですが、世の中の目はなかなかそうはいかないのが現状です。

いくら自分が誠実に働いていても、職業によって信頼されたりしなかったりするのは心外ですがこれは仕方ないことなのかもしれません。

GfK Vereinが世界25国に最も信頼できる職業と信頼できない職業は何かアンケートをとりました。

その結果最も信頼できる職業消防士であると25カ国中15カ国が回答しました。

韓国、オーストラリア、そして日本が最も信頼する職業は「看護師」だそうです。白衣の天使などと称されることもある看護師は、時には医師と患者さんの板挟みになることも。またコミュニケーション能力が高くないと務まらない仕事でもあります。

ケニア、南アフリカ、そしてインドネシアは「医者」、スウェーデンは「救急救命士」、トルコでは「薬剤師」、インドでは「兵士」が信頼のおける職業として支持されています。

これらのお仕事に共通しているのは、医療関係か、自己犠牲がともなう仕事であるということです。

「これはただの仕事」という思いではとてもやり続けられないでしょう。

では最も信頼度の低い仕事は何かというと「政治家」だそうです。アンケートを取ったのは25カ国でしたが、そのうちの23カ国が政治家は信頼できないと述べているのです。

政情が安定している国は世界の中でも少数しかありません。そのことを考えるとこれは当たり前の結果であると言わざるを得ないでしょう。

GLOBAL STUDY ON TRUST IN PROFESSIONS
http://www.gfk.com/news-and-events/press-room/press-releases/pages/gfk-verein-global-study-on-trust-in-professions-.aspx