もし自分が死んだら…ネット履歴やSNSを削除してくれるサービスがすごい!

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もしあなたが突然死んでしまったら……あなたのSNSアカウントは一体どうなってしまうのでしょう?

通常であれば、そのまま放置される事になりますよね。パスワードなどで管理されているWebサービスは、セキュリティの都合上、身内でもなかなか手が出せないからです。

でも、死んだあとも、ネットに点在している、“あれやこれや”の情報はまったく劣化することなく、半永久的に残ると考えると……ゾッとしませんか?

そういった「もしも」の時に、SNSアカウントなどの「削除」を“遺言”としてお願い出来るサービスがあるんです。

 

■死んだら「SNSや閲覧履歴、PWなどのプライバシー情報」を削除してくれるサービス

ご紹介するのは、インターネット時代における”遺言”を再定義するサービス『ラストメッセージ』。万が一の際にネット上にあるあなたの「プライバシー(利用履歴)」を削除してくれるサービスです。

SNSだけでなく、LINEやWEBの閲覧履歴、写真、ネットバンクのパスワードなど……今や様々な情報がデジタル化され、ネットにアップされていますよね。

これらの情報をひとつにまとめてカギをかけ、『ラストメッセージ』サービス運営側に預けて、さらにもう一段階カギをかけてしまいます。

 

■万が一死んだら……バディ(信頼できる第三者)が発動!

二重にロックをかけ管理するわけですが、ポイントは「第三者」の存在。

通常のWebサービスはあなたが亡くなってしまったらそれ以上関わる事は出来ませんが、『ラストメッセージ』は信頼出来る第三者(主に家族、配偶者)にもパスワードを渡し、あなた自身に不幸が起こった際に、代わりに削除してもらえるのです。

普段は、定期的に送られてくるメルマガを通してサービス運営側とあなたで「生存報告」を行い、なにか異常を察知した場合は、その「第三者」にあなたの無事を確認してもらいます。

 

■遺族への最後のメッセージをそえて

パスワードは二重になっているため、第三者が勝手にあなたのプライバシーファイルを覗く事は出来ません。ですが、万が一亡くなった場合は、思い出の写真やメッセージなども一緒に添えることが出来ますよ。デジタル文書では法的効力はありませんが、あなたがお世話になった人、感謝を伝えたい人へまさに「ラストメッセージ」を送れるサービスです。

 

たしかにインターネットの利用履歴って、自分が死んでしまったらどうなるの? と疑問に思う時がありますが、なかなか素敵な解決方法なのではないでしょうか。