富士通、ニフティ売却報道を否定 - 可能性は検討中
富士通は10日、子会社のニフティ売却に関する一部報道に対し、同社が発表したものではなく、「売却する手続きに入った」事実はないと否定した。声明文では「様々な可能性を検討」しているとも述べている。
朝日新聞は同日の朝刊で、富士通がニフティを売却する手続きに入り、投資ファンドに打診を開始したとの記事を報じた。
大手PC/IT企業が子会社のインターネット接続サービス企業を売却するという例では、NECが3月末にNECビッグローブの全株式を日本産業パートナーズへ譲渡したばかり。NECビッグローブは4月1日付けで「ビッグローブ」に社名を変更している。