日本の5大都市がランクイン「暮らすには危険な都市ワースト10」―1位 東京・横浜(日本)
海外旅行をする際に旅行先の治安は気になることのひとつだと思います。
都市の治安については、犯罪率や暴力事件の歴史などを知ることである程度回避できます。
しかし、地震や津波、台風、竜巻などの自然災害については、地球上に生きている以上は避けられません。
そこで、「暮らす」という意味において、世界で最も危険な都市ランキングをスイスの再保険会社(Swiss Re)が発表。世界616の都市を対象に、できることなら移住すべきではない都市を明らかにしました。
なんと、日本からは5大都市がランクイン。
1位となったのは東京・横浜。(同率一位ではなく2都市でひとくくり)常に、地震、季節風、洪水、津波などの危険にさらされており、巨大地震が発生した場合、人口の約80%が被害を受けるとみられています。中でも横浜エリアは、嵐や河川の氾濫、津波などのリスクも高いとのこと。
阪神・淡路大震災が記憶に残る神戸は大阪とともに4位にランクイン(同)。地震はもちろんのこと、高潮による被害が最も大きいと予想され、それによる被害者の数は約300万人に上ると予想されています。
3大都市のひとつ名古屋は6位。人口密度の高い都市部が海に近いため、巨大津波が発生した場合約240万人が犠牲になるのだとか。
1位 東京・横浜(日本)
2位 マニラ(フィリピン)
3位 珠江デルタ(中国)
4位 大阪・神戸(日本)
5位 ジャカルタ(インドネシア)
6位 名古屋(日本)
7位 コルカタ(インド)
8位 上海・黄浦江(中国)
9位 ロサンゼルス(アメリカ)
10位 テヘラン(イラン)
「-Mind the risk- A global ranking of cities under threat from natural disasters」
http://media.swissre.com/documents/Swiss_Re_Mind_the_risk.pdf