悪気がない人ほどタチが悪い! 女子が傷ついた、年配者からの心ないひと言「産休中に“迷惑”をかけるから」

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さまざまな経験を積み重ね、徐々に精神的にもタフになってくるのがアラサ―女子の特徴です。しかし、だからといって「何を言われても平気」というわけではありません。今回は、年配者にありがちな「悪気はないひと言」を取り上げます。アラサ―女子が、年配者からの言葉に傷ついた経験とは?

■子どもについてのひと言

・「赤ちゃんを連れて歩いているとしょっちゅうある。『そんな髪の結び方をしたら赤ちゃんがかわいそう』『抱っこひもが苦しそうでかわいそう』とか。テレパシーで赤ちゃんの気持ちがわかるの? いい加減にしてほしい」(31歳/小売店/販売職・サービス系)

年配者の多くは、「子育ての先輩」です。得意のセリフは、ズバリ「かわいそう」! 悪気がないとわかっていても、閉口してしまいます。時には「最近はお医者さんにもコレをすすめられるんですよ」と反撃してみては? にっこり笑顔をお忘れなく!

■仕事についてのひと言

・「まだ新人で対応がよくわからなかったのに、『考えればわかるよね? それを聞く?』とバカにしたように言われたこと」(25歳/医療・福祉/専門職)

・「いまどき育休を取らず、産休だけで復帰しようとがんばっているのに、『産休中に“迷惑”をかけるから』と言われたとき、がんばっている自分は何なんだろうと思ってしまった」(31歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)

伝え方にも気を配ってもらえれば、素直に尊敬できそうなのですが……。働き盛りの「戦力」がひとり抜けることは、会社にとっても大変なこと。わかってはいますが、「お互いさま」と思ってはもらえないものでしょうか。

■電車でのひと言

・「貧血で優先席を譲ってもらって座っていたら、次の駅で丈夫そうな年配の方が乗ってきて、『最近の子は堂々と優先席に座って常識がない』と言われました」(27歳/情報・IT/技術職)

このほか、「席を譲ろうとしたら怒られた」というバージョンも。「若い子はみんな元気」「私はまだまだ若い」という、その方独自の「常識」を持っていらっしゃるのでしょう。自分の状況を手短に伝え、あとは笑顔で乗り切るしかないのかも?

■あり得なさに絶句です!

・「自動車の運転中にすれちがいざまにうまく走行できず、怒って車から降りてきた年配の方に『運転はまだ早い!』と怒鳴られました。自分は悪くありませんが、『すいません』と言い、受け流しました」(31歳/自動車関連/事務系専門職)

・「『女のくせに30過ぎても仕事ばっかりして嫁にもいかず、恥知らずだ』と。田舎の人の考え方だし、と思うものの、大好きな仕事もけなされた気がしてイライラしました」(31歳/マスコミ・広告/事務系専門職)

・「『あんたは器量がよくないなぁ』。笑ってごまかしました」(30歳/小売店/秘書・アシスタント職)

あまりのあり得なさに、思わず絶句……という意見も多々ありました。こんな発言をされたら、すぐに誰かに聞いてもらいましょう。「何それ!」と共感してもらうことで、「自分が悪かったのでは?」なんて気持ちも、少しは落ち着くかも。

みなさんの意見の中には、「悪気がないなら、何を言ってもいいのか!」と思うような発言も。対策としては「とにかく受け流す」方が多いようですが、我慢にも限界がありますよね。あなたは、こんな年配者の心ないひと言に傷ついたことはありますか?

(ファナティック)

※『マイナビウーマン』にて2014年2月にWebアンケート。有効回答数239件(22歳〜34歳の働く女性)