Jリーグサポーターがハロプロ研修生のTシャツを着て応援! 「全現場対応」のTシャツとは

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サッカーのサポーターといえば、応援するチームのユニフォームを着るのが定番だが、ジェフユナイテッド市原・千葉のサポーターが、なぜかアイドル集団・ハロー!プロジェクトの研修生Tシャツを着て応援していると、話題になっている。

正式名称「ハロプロ研修生」は、メジャーデビューを目指す小学5年生から高校1年生の26人のユニット。メジャーデビュー前の「アイドルの卵」だが、定期的に公演を行っており、毎回黄色いTシャツの前後に大きな黒い文字で、各メンバーの名字が書かれているだけのオリジナルTシャツを販売している。

そんなハロプロ研修生Tシャツを着たサポーターが現れたのは、2月16日にフクダ電子アリーナで行われた「ちばぎんカップ2014」だ。ジェフ千葉と柏レイソルの千葉県内に本拠地を置く2チームのプレシーズンマッチとして毎年開催されており、今年で20回目となる。

とあるツイッターユーザーが、ちばぎんカップのジェフのサポータースタンドの写真をアップ。ゴール裏を見ると胸に大きく「田中」「和田」と書かれた黄色いハロプロ研修生Tシャツを着た2人のサポーターが確認できるのだ。この写真をもとに、2ちゃんねるのモーニング娘。板(狼)には、「ジェフ千葉サポーターが研修生T着て応援」というスレッドが立ち、

「これは流行る」
「これ色んな名前のTシャツ作れば売れて
違う意味で流行るんじゃね」
「ブラジルを応援する時も研修生T使えるな」

などといった意見が寄せられていた。

サポーターが着ていたのは、それぞれ田中可恋、和田桜子というハロプロ研修生のTシャツ。ジェフ千葉のチームカラーが黄色であるうえに、田中佑昌という選手が所属していたため、「これはちょうどいい!」となったのかもしれない。ちなみに、ジェフ千葉に「和田」という名字の選手は所属しておらず、サポーターがなぜこのTシャツを着ていたかは不明だ。

サッカーのサポーターにも愛用されているハロプロ研修生Tシャツだが、ハロプロファン以外のアイドルファンも着用しているという。アイドル業界に詳しいライターA氏はこう説明する。

「とにかく、胸と背中にデカデカと名字が書いてあるだけのTシャツなのでインパクトは強い。ハロプロのロゴなども入っていないので、研修生と同じ名字のアイドルを応援したいのであれば、いろいろな現場で使えるというわけです。アイドルとしても、自分の名前が大きく書いてあるわけで、自分のファンだってことがすぐ確認できて嬉しいはずです。実際、ライブハウス界隈のアイドル現場では、ハロプロと関係ないのに研修生Tシャツを着ているファンもいますよ」

アイドルファンだけでなくJリーグのサポーターにも愛用されるハロプロ研修生Tシャツ。「ハロプロ研修生と同じ名字のアイドルや選手」限定だが、全現場対応のTシャツとして今後も愛用者は増えていくかもしれない。

【参照リンク】
・ハロプロ研修生オフィシャルファンクラブページ
http://www.up-fc.jp/helloproject/member/egg/
・ハロプロ研修生・吉橋くるみ(よしはしくるみ)2013冬