油を使わない唐揚げ油を使わずにフライ風に調理ができるノンフライヤーなど「油を使わない揚げ物」を求める声は一定数存在します。この声に乗っかる形で、ローソンが期間限定で2月18日(火)から「揚げないチキンカツ弁当」を販売しています。油で揚げずに作ったコンビニのお弁当はどの程度に仕上がっているのか気になったので、買って食べてみました。

揚げないヘルシーな「焼」チキンカツ弁当発売 | ニュースリリース | 会社情報 | ローソン
http://www.lawson.co.jp/company/news/086823/

衣の表面がはがれやすいのか、運んでいる最中に弁当内に衣が飛び散ってしまいました。


ごはんはこんにゃくを使ったマンナンヒカリを30%配合。


ソースとからしは別添え。


ソースは13種類の野菜果実を使ったもので、オタフクソースが製造しています。


原材料にはこんにゃく加工品入りご飯・焼チキンカツ・ソース・ひじき煮・蓮根金平などが確認できます。


ごはんはゴマがかかっており、マンナンヒカリが入っていますが見た目に大きな差はありません。


レンコンのきんぴらはにんじんが入っておらず、シンプルな作り。


ひじき煮にはにんじんが入っています。


メインである「揚げないチキンカツ」は、見たところ揚げたチキンカツと大差がない感じ。


飛び散りやすい衣ですが、外観では揚げているのか揚げていないのか見分けることはかなり困難。


食べる前にソースを取ってレンジで温めます。


温めた後も揚げないチキンカツの見た目は変わりませんでした。ころもの状態を確かめるためにソースを付けずに食べてみます。


揚げ立てではないという以前にそもそも揚げていないからか、衣にサクサクした食感はありませんが、揚げ物らしさは出ていて、物足りなさを感じさせない作り。揚げないことにより、これまでのチキンカツを使った弁当に比べてカロリーが30%抑えられているとのことで、健康志向かつ満足できる品となっています。


ソースをかけてみます。


こういった健康志向の弁当にありがちな塩分や甘味が抑えられたものではなく、フルーティーでコクがありかなりしっかりとしたソース。揚げないチキンカツとの相性は抜群です。


マンナンヒカリの入ったごはんは、ややモチモチした食感がするような気がしますが、ごはんの質に大差はないようでした。


ひじき煮はかなり塩分や甘味が抑えられています。ソースをかけた揚げないチキンカツを食べた後だと、より薄く感じてしまうかもしれません。


レンコンは食感はいいものの、塩分が控えめで辛めに味付けられていました。


ごはん+主菜+副菜という構成のお弁当で、カロリーを抑えめに配慮した上で価格も税込498円と標準価格帯の設定なのが嬉しいところ。「揚げ物をガッツリ食べたいが、カロリーが気になる」という人にピッタリです。