熊本県・くま川鉄道KT-200形気動車、KT-201・KT-202の2両がこの冬で引退へ
熊本県のくま川鉄道はこのほど、1989年の開業以来活躍してきたKT-200形気動車のうち2両(KT-201・KT-202)の引退を発表した。KT-201は1月19日、KT-202は2月2日をもって営業運転を終了する。
KT-201・KT-202には、引退当日まで記念ヘッドマークが掲出される。また、両車両の車内に設置した申込用紙にくま川鉄道の思い出などを記入し、人吉温泉駅かあさぎり駅に持参すると、後日吊り革が記念品として当たるという。KT-201・KT-202の引退当日までの間の運行情報は、随時くま川鉄道ウェブサイトに掲載される。
なお、KT-200形のうち残る1両(KT-203)は、2009年にKT-103とともにリニューアルされ、「KUMA1」の愛称で運行している(KT-103は「KUMA2」)。
(佐々木康弘)