東京都新宿区は、染色業や管楽器修理、表具、製本業などの職人5人を、平成25年度の新宿ものづくりマイスター「技の名匠」として認定した。

平成20年度に創設した同制度は、区内のものづくり産業の同一業種に10年以上携わっており、優秀な技術・技能を持ちつつ、後進の指導をおこなっている人を「技の名匠」として認定するもの。認定された人には、同区が制定した「技の名匠」ロゴマークの使用を認めるほか、パンフレットやホームページなどを通じて活動内容を広く紹介している。

審査は、実地調査を経て、多摩美術大学名誉教授・平野拓夫氏が会長をつとめる「新宿ものづくりマイスター認定審査会」が実施。平成25年度は、染色業 東京手描友禅の大澤学氏(東京手描友禅工房 協美)、染色業 紋章上絵・染色補正の北川幹雄氏(幾久清)、管楽器修理の多湖朋氏(管楽器専門店ダク)、表具の並木良夫氏(柏葉堂/並木表具店)、製本業の渡邊博之氏(博勝堂)の5名が認定されたとのこと。

詳細や過去の認定者一覧は、同区公式ホームページで(見ることができる。