「ダウンジャケット・スマホケース」(三月兎)

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東京も、かなり冷え込んできた。「冬はスマホも防寒するべき?」なんて考えていたら、ありました。スマホ用の“防寒ケース”(!?)。衝撃や傷からスマホを守り、バッグなどに吊り下げることも可能になるそうだ。さっそく紹介したい。

スマホ用の防寒ケース。それは、「ダウンジャケット・スマホケース」(三月兎)という製品で、名前の通りダウンジャケット仕様のつくりになっており、ストラップつきで開閉も可能だ。そこにスマホを入れて持ち歩く。なんだか、スマホより小人が入っていそうな、あるいはフィギュアを入れておきたいような、そんなつくりである。

秋葉原のお店に、オレンジやブラック、ブルーといったカラーが並んでいたが、薄いグレーをチョイスした。こうした製品も、アキバにあるとなぜか違和感を覚えない。

触ってみると、ちゃんと弾力があって、チャックもしっかり開閉する。まるで本物のようだ。袖の部分はロック可能なので、カバンやズボンに通せば、ぶら下げることもできる。とても便利そうだ。

スマホだけでなく、財布、MP3プレーヤー、手袋、メガネ、といった小物も入れて使うのも良さそうである。ほかに、何を入れて使うかは、みなさんで考えてみてください。いろいろあると思いますよ。

おもしろい使い方としてのひとつは、待受画面に恋人、友達、家族、萌えキャラなどの画像を表示させることで、スマホを擬人化させること。実際にやってみると、なるほどちょっと笑える。スマホがまるで生き物みたいで……。

そうした使い方に飽きたら、つぎはお気に入りのフィギュアに着せてみてはどうか。ただ、不満なのは、ズボンまたはスカートといった下半身部分の着るものがないということ。もしあれば、完全に擬人化できるのだが(どこかでスマホ用パンツは見た気がする)。

今後、このようなスマホ擬人化アイテムが流行るだろうか。というか、擬人化して何か意味があるのかと問われると、返す言葉がない。しかし、遊び心は大事である。無機質的なものが、暖かい血が通ったような生き物に見えるというのは悪いことではないだろう。

スマホを見事萌えキャラにしてしまう。そんなことが近い将来可能になるかも知れない。そうなったら、スマホユーザーはもっと増えるだろか。ともかく、さらにアイディアをしぼった製品の登場を期待する。

う〜、それにしても毎日寒い。スマホだけでなく、あなた自身の防寒対策もお忘れなく!!
(羽石竜示)