日本食は肌にもイイ? 乾燥肌を撃退する食べ物はコレだ!

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【相談者:30代女性】
2、3年前から、肌の乾燥が気にはなっていたのですが、先日彼と一緒にいる時に無意識にお腹周りを掻いていたのを見られ、「おばさん臭い!」と言われてしまいました。豚足や手羽先は食べるようにしているのですが、他にお奨めの食べ物はありますか? コラーゲンのドリンクも飲んだ方がいいですか?

●A.コラーゲンだけじゃない! お肌の保湿成分。

こんにちは。心理食育インストラクターのSAYURIです。

前回『乾燥肌を防ぐコラーゲンの摂取方法』のコラーゲンに引き続き、冬の食べる乾燥肌対策についてお話しさせて頂きます。

前編の最後に少しだけ触れた「セラミド」。コラーゲンほど騒がれていませんが、実はお肌においては、NMF(Natural Moisturing Factor:天然保湿因子)とともに重要な役割を担っています。

●セラミドとNMFの働き

乾燥肌を改善するためには、角質層が水分を十分に保てるような状態にする必要があります。そして、角質層で水分を保つために重要なはたらきをしているのが、“細胞間脂質”と“NMF”です。

角質層は皮膚の最上層にあって、その厚みは0.02ミリほどしかない層なのですが、そこには角質細胞が20層ほど重なり合っていて、その細胞と細胞の間に細胞間脂質やNMFが存在しています。ちょうどレンガを20段ほど交互に積み上げ、そのレンガとレンガの間を細胞間脂質やNMFが、セメントでレンガブロックを固定しているように埋まっています。

この、細胞間脂質やNMFが、紫外線等の外的刺激から肌を守ったり、お肌の水分の蒸散を防いでくれたりしています。

この細胞間脂質の約50%を占めるのがセラミド。これを摂らない手はないですよね。

●お肌の保湿にも有効なのが、やはり日本食

セラミドを多く含む食品の代表が、生芋を原料としたこんにゃく。そして米糠を含むお米、すなわち玄米ですよね。少し前までは、セラミドもコラーゲンと同様、口から摂取しても糖、脂肪酸、スフィンゴジンに分解されてしまうので意味がないと言われていましたが、近年スフィンゴジンが、吸収後セラミドの産生を促進し、表皮セラミドを増やすことが分かってきています。

ただし、こんにゃくや玄米はよく噛んで食べないと消化吸収されにくく、そのまま排出されてしまうので、しっかり噛んで食べる事がポイントになってきます。

そして、NMFの構成成分はアミノ酸、乳酸、尿素、クエン酸等。アミノ酸は、たんぱく質を含む肉・魚の他に大豆や大豆製品、乳酸は発酵食品等に、クエン酸はみかん等のかんきつ類や梅干しにも多く含まれます。

フィトケミカルでいうと、「黒」の食品がお肌の保湿にいいそう。黒豆やごぼう、ひじきがこれにあたるようです。

相対的に考えると、玄米にこんにゃく、黒豆やヒジキに納豆、糠漬け、そして冬のおやつはみかん。と、私達日本人が古来から食べている日本食は、お肌にもとってもいい事が分かりますよね。

あとは、洗いすぎに注意して、乾燥肌を克服して下さいね。

(ライタープロフィール)
SAYURI(生活心理専門家)/心理食育インストラクター。26歳まではミニクラブを経営。当時から同業者やオネエの相談役の姉御肌。離婚を期に水商売を辞め福岡に移り住み健康産業に。そこで同じ治療をしていても治りの早遅がある事が気になりヒアリングを重ねた結果、生活習慣とメンタルに違いがある事に気づく。そして健康管理士、食育インストラクター、メンタルカウンセラーの資格を取得し『健康管理士事務所 優縁』を設立。ダイエット・メタボ対策、インナービューティ、メンタル、食育をテーマにカウンセリングや講演活動中。セミナースタイルは博多弁で辛口。受講者をどんどん巻き込み笑いの絶えない講演が好評。