ジャパンエキスポ・サントルの様子

写真拡大

パリ郊外ヴィルパントのパルク・デ・エクスポジションで毎年行われているジャパンエキスポが、来年から1日増えた5日間で開催されることになった。同イベントを運営するSEFAによれば、15回の記念年となる来年は7月2日から6日までを予定し、26万人の来場者を見込むという。今年のジャパンエキスポは23.2万人の来場者数があり、年々その数を増やしてきた。

ジャパンエキスポ来場者の特徴として、1日だけ訪れるというより4日間の通し券を購入し、好きな漫画・アニメ・ゲームキャラクターのコスプレをしながら連日足を運ぶ人も多い。

この開催期間の発表に、フランスのファンは「待ちきれない! 」「ここ数年毎年行っているけど、毎回1日だけ参加ということはないので、4日も5日も変わらない」「4日間で限界。5日間か……」「すぐに期間が1週間になるのでは? チケットの値段が心配」「2047年、ジャパンエキスポは全欧州で1年中、1日券60ユーロで開催されたりして」と賛否両論ある。またフランスの漫画・アニメ情報サイトの中には(会期中は大変な人出なので)「1日増えると出展者や取材陣はさらに疲れちゃうよね……」という正直な声もあった。

パリの開催日が増えた一方で、3月初旬に5年連続マルセイユにて開催されてきたジャパンエキスポ・シュードは、来年は開かれない。SEFAによれば、ジャパンエキスポ・シュードを今後成功したイベントとして続けていくために、来年は再編成の休みにするという。2015年は再開される。こちらも年々来場者数を増やしており、今年は3日間で4.5万人と昨年の3.8万人から上昇している。

昨年まで2年連続で、仏中部オルレアンにて開催されていたジャパンエキスポ・サントルも、今年は休止になった。理由の詳細は明らかにされていないが、オルレアンはパリから1時間と距離が近いことに加え、10月末という開催時期も7月のパリと離れていない。またパリから高速列車タリスで約1時間半の距離にあるブリュッセルで、11月初旬に行われるジャパンエキスポ・ベルギーとも開催時期は近い。そしてオルレアンは規模もパリやベルギーと比べ小さい。今までパリ、マルセイユ、オルレアン、ブリュッセル、サンフランシスコと開催されてきたジャパンエキスポも、規模を広げつつも変革の時期にさしかかっているようだ。
(加藤亨延)