「麦茶に砂糖」「オムライスの中身が普通の白米」―ショックだった他人の家の食文化

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食文化は各家庭によってそれぞれ特徴があるもの。筆者は友達の家にお邪魔したとき、キャベツの千切りに塩を振って食べる習慣に出会い、衝撃的なうまさに感激した覚えがあります。同じようにみなさんの食生活へ新たな刺激を与えるべく、読者の皆さんに「他人の実家で遭遇した衝撃的な食文化」を聞きました。

調査期間:2013/10/9〜2013/10/25
有効回答数819件(ウェブログイン式)
マイナビウーマン調べ

■地域性のある食べ物
「インド人の彼氏が何にでもスパイスを入れる。チャーハンもオムレツもみんなスパイシー!」(23歳/女性)
「東北の友達の実家で『今日はどれ飲む?』とテーブルの下から一升瓶が何本も登場。寒さ対策でお酒をよく飲むのかも」(27歳/女性)
「沖縄の友達に、中味汁をふるまってもらった。びっくりするほどおいしかったです」(37歳/女性)

中味汁とは、豚の内臓などを使ったお吸い物。お正月料理は特に違いが現れるので観察しがいがあります。

■食器が斬新すぎた
「旦那の実家で、アツアツの筑前煮をガラスボウルに入れて出された」(29歳/女性)
「トーストした食パンをテーブルに直接置いて食べる。考えられなかった」(56歳/女性)

凝ったものや上品なうつわでなくてもいいから、ご飯は何かしら食器に盛り付けてほしいところ。

■何か多い気がする食文化
「お砂糖入りの麦茶。味はまずまずだったけど、そう何杯も飲めないとは思った」(35歳/女性)
「カレーに干しシイタケを入れていた。とてもおいしくて意外だった」(57歳/女性)
「ご飯に砂糖やきなこをかける」(26歳/女性)

麦茶+砂糖に驚いた人はほかにもいて、「甘すぎて無理」など賛否両論でした。

■何か欠けている気がする食文化
「オムライスの中身が普通の白米」(38歳/男性)
「味のないカレー。カレーって大抵おいしいものだと思っていた……」(43歳/女性)
「そうめんをゆでずに食べる」(25歳/女性)

ゆでていないそうめんをパーティーなどでオシャレなグラスに入れて出されると、うっかり食べてしまわなくもないかも。おいしいかどうかは別の話ですが。

■食し方が知っているやつと違う
「寿司からネタだけはがして醤油につけて食べ、後でシャリだけパクリ。あまりに自然にやってるので、帰ってから親に自分が正しいか確認した」(28歳/女性)
「梨を輪切りにして芯を残しながら食べるのは食べ応えがあった」(30歳/女性)
「基本、台所で立ったまま食べる」(30歳/女性)

毎日が立食パーティーみたいな家庭も世の中にはあるようです。

皆さんは、実践してみたいものはありましたか? 筆者の家にそうめんがあったので1本そのまま食べてみたところ、味的にも気分的にもしょっぱかったです。「たで食う虫も好き好き」とはよく言ったものかもしれません。

(黒木貴啓+プレスラボ)