15日、中国を訪れている英国のジョージ・オズボーン財務相は北京市で今月14日、中国人観光客を対象としたビザ申請手続の簡略化を実施すると発表した。写真は英国ロンドン。

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2013年10月15日、中国を訪れている英国のジョージ・オズボーン財務相は北京市で今月14日、中国人観光客を対象としたビザ申請手続の簡略化を実施すると発表した。同日、駐広州英国総領事館が明らかにした。中国新聞社が伝えた。

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○オズボーン財務相が発表した具体的措置3項目

1、新試行案を推し進める。中国の一部指定旅行会社が英国ビザ発給を申請する際には、EUシェンゲン・ビザ申請書の提出だけでOKとなり、他の申請書2通の提出は不要となる。指定旅行会社は、顧客の英国から他のシェンゲン圏国家への渡航を手配する場合、新たなビザ申請は必要ない。

2、来夏より、新しい24時間対応「超スピード」ビザ申請業務をスタートする。

3、現時点で北京市と上海市で展開されている「VIPビザ業務出張サービス」の対象範囲を、中国全国に拡大する。このサービスは、ビザ担当者を申請者のオフィスまで派遣し、記入が終わった申請書を回収し、申請者の生体識別情報を採取するというもので、全プロセスを終了するのに5分もかからない。

オズボーン財務相は、「これらの改革によって、中国人の観光ビザ処理プロセスが簡略化されると同時に、国境地帯の安全性を高めることもできる。今回の措置は、英国の商業と観光業にとって、大いにプラスになるだろう」とコメントした。

英国の観光業と商業の発展において、中国は重点発展市場の一つである。英国政府は2012年、中国人に計21万件の英国訪問ビザを発給、これらの中国人観光客は、約3億ポンド(約472億円)の収入を英国経済にもたらした。ロンドンと中国4都市の間では、週39便の航空路線が運航している。中国人留学生は、英国の各種学校・大学で最も多い外国人学生だ。また英国は、中国の欧州における主要投資先国でもあり、昨年は中国から約20億ポンド(約3150億円)の資金を導入した。このほか、現在600社以上の中国企業が英国で商業活動を繰り広げている。

英国は、中国国内に12カ所のビザ申請センターを開設している。2012年、英国訪問ビザを申請した中国人のうち96%がビザを取得した。2013年上半期、非定住類ビザの申請から発給までの平均所要日数は7日を切った。(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/武藤)