「黒い殺意」に出演した神楽坂恵&でんでん

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「爆裂都市」などで知られるサム・レオン監督が、日本の温泉地を主舞台に撮りあげた中国映画「黒い殺意」に、でんでん、神楽坂恵、國村隼が出演している。神楽坂にとっては、今作が海外デビュー作。「希望の国」「ヒミズ」「冷たい熱帯魚」などで共演経験のあるでんでんと神楽坂に話を聞いた。

中国を代表するセクシー女優のクリスティ・チョン、リウ・イエン、香港のサム・リーら豪華キャストが結集した今作は、旅館を経営する宏太と結婚するために日本へ行ったモデルのガガが行方不明となり、心配した親友のウェイ・リンがその行方を追う。嫉妬と憎悪がうごめくストーリーにあって、神楽坂は妖艶な雰囲気で主人公を惑わす美智子、でんでんは寡黙で謎を秘めた番頭・忠男に扮した。

撮影を振り返った神楽坂は、「さっきまで(小道具の)座布団があったのに、次のカットではなくなっていたりして。細かいことは気にしないんですよ。緊張感というよりも楽しくできた」と話す。海外のスタッフとの仕事については、「外国作品に出演して良かったのは、言語が入り混じっているので共演者の表情をさらに見るようになった」点だという。でんでんも、「雰囲気としてはいい意味で学生サークルのノリがあり、和気あいあいとしていた」と同調。神楽坂とは「何度も共演しているので、あうんの呼吸できた」と意思の疎通は完ぺきだった様子だ。

今作を経て、海外進出への意欲を聞かれた神楽坂は、「やりたいですけど、まず語学をね」と苦笑い。でんでんから「(英語は)話せるの?」と聞かれ、「聞くことはできるんですが、話すのが出てこないんですよね。しゃべるって勉強じゃなくて感覚というか、でもやらなきゃって思います。園(子温)さんにも勉強しろって言われました。彼は独学で勉強していますね。単語が家に貼ってあったり、英語の記事を切ってトイレにも貼っています」と語り、世界が注目する夫から刺激を受けていることを明かした。

「黒い殺意」は、10月12日公開。

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