フィギュアスケート女子のキム・ヨナが右足を痛めて、2カ月は試合に出場できない見通しとなった。26日、韓国スケート連合が発表したもの。右足中足骨を痛めて治療に最低でも6週間はかかるとみられており、来年のソチ五輪へ向けた調整が懸念されるところだ。

 ヨナの五輪連覇へ、暗雲が立ちこめてきた。ヨナは練習中に足の痛みを訴えたということで、精密検査を受けたところ、6週間の治療が必要と診断された。昨年12月、休養から1年半ぶりに復帰したヨナは今年3月の世界選手権で優勝。ブランクを感じさせず、浅田真央をはじめとするライバルに相変わらずの強さを見せつけていた。現在もさらなるパワーアップを図り練習に励んでいたが、まさかのアクシデントに襲われた。

 6週間の治療が終わってもリハビリに取り組まなければならず、出場を予定していた10月のカナダ、11月のフランスの大会も欠場することが濃厚。そうなると、ぶっつけ本番でソチ五輪に挑むことになりそうだが…。(編集担当・柴田亮)