東京五輪決定の「湾岸バブル」ムードで沸くフジテレビで、新人の三上真奈アナ(24)の冠番組「ミカパン」が10月よりスタートする。「○○パン」シリーズは初代「チノパン」から数えると、実に8代目だが……

 三上アナは、フジ伝統のいやし系ルックスもあって、ネット上では早くも人気急騰。屋外中継時の「胸の谷間チラ」映像がネット上で話題になっている。かようにフジが「期待の新人」を司会として起用する深夜番組「○○パン」シリーズは、その番組名がそのまま司会を務める女子アナの愛称になるケースが多いという意味でも、独特の番組だ。そんな「〇〇パン」シリーズ出身アナのその後を追ってみると、なかなか興味深い。

 初代「チノパン」の千野志麻(36)と2代目の「アヤパン」高島彩(34)はともに現在はフリー。千野は今年初めに自動車運転中に死亡事故を起こし、出演していた番組を降板して以降は目立った活動はしていない。高島は一昨年結婚したゆず・北川悠仁の母親が新興宗教の教祖であることから、「報道番組のキャスターには向かない」(放送記者)ためか、バラエティやCMを中心に活動している。5代目「ミオパン」の松村未央アナ(27)は「すぽると!」が主な担当番組だが、3代目「ショーパン」の生野陽子アナ(29)、4代目「カトパン」の加藤綾子アナ(28)、6代目「ヤマサキパン」の山崎夕貴アナ(26)、7代目「ミタパン」の三田友梨佳アナ(25)はそろって「めざましテレビ」が担当。テレビ誌記者が言う。

「チノパン、アヤパンの次にフリー転身が噂されているのは、今や全民放アナでも人気がダントツのカトパンです。が、このところ、『知りたがり!』司会でNHK出身の住吉美紀(40)、その後番組『アゲるテレビ』司会で日本テレビ出身の西尾由佳理(36)と、自局の昼の情報番組で、立て続けにフリー転身アナが“討ち死に”。その惨状を間近で見ているだけに、しばらくはないんじゃないですか」

 それにしても、初代の番組名からは推察できるが、一貫して番組名にある「パン」の意味って何なのか。一度局側の「正式な見解」をうかがってみたいものだ。