土下座性の違いがエンタメ界のトレンド。『謝男』ほか今週発売コミックス
まずは『謝男』３巻。
新任教師の拝一穴。彼が土下座をすることで、あらゆる問題を解決し、生徒を救っていくという土下座の物語。
『刃牙』や『餓狼伝』シリーズを描いていた板垣恵介だけあって、土下座がまるで格闘技のように見えるから不思議です。
圧倒的な熱量のある土下座。かつてRINと一緒に『どげせん』を描いていたものの、その「土下座性」（音楽性みたいなもんです）の違いから袂を分かった二人。
そして今度は映画『謝罪の王様』で宮藤官九郎も土下座を描きます。
果たしてそれぞれの土下座性の違いはどのように出るのか？必見です。
リアルに描かれたゲーム業界で戦いつづける、天川太陽をはじめとしたキャラクター達。
面白いゲームを作ろう、新しい作品を作ろう、その思いが高まり、ぶつかりあった末のクライマックス。
「だからお前は一生、俺が作ったゲームやることな。」
『大東京トイボックスSP』と合わせて、お見逃しなく。
官能的な食事シーンが魅力の『幸腹グラフィティ』２巻も発売。
一人暮らしをはじめた中学生の少女リョウが、「誰かと食べる食事」の幸せを味わう４コマ漫画。
とにかく食べるシーンが美味しそうでならない＋エロティック。
エクスタシーのような食事シーンは必見。食欲とは欲望なのだ。
おいしそうに食べる女の子好きでしょう？僕は大好きだね。
個人的オススメは『銀のニーナ』３巻。
仕事を無くした無職独身２７歳の修太郎が、姪の銀髪碧眼少女ニーナを、高原の田舎で育てるほのぼのストーリー。
なんといってもニーナがかわいい。突然の子育てで大変なこともいっぱいあるし、お金は無いし、甲斐性もないけれど、ニーナがかわいい。
いやされよ！
その他今週発売のコミックス。
『３月のライオン』９、『スイッチガール！！』２３、『イムリ』１４、『いくえみ男子 ときどき女子』、『死がふたりを分かつまで』２１、『思春期のアイアンメイデン』２、『強殖装甲ガイバー』３０、『たぶん惑星』１、『がんばれ！ 消えるな！！ 色素薄子さん』１１、『晴れのちシンデレラ』６、『きんいろモザイク』４、『奈落何処絵巻』など。
（たまごまご）
