富士重工業(東1・7270)
2381円(1000株)
北米での売上高比率:43.8%
想定為替レート(ドル/円):92円
配当利回り:0.83%
4月の異次元緩和後の中心銘柄のひとつ。安定性の高い水平対向エンジンで、好調な北米販売でさらにアクセルを踏み込む。

任天堂(東1・7974)
1万2680円(100株)
北米での売上高比率:37.2%
想定為替レート(ドル/円):90円
配当利回り:2.05%
今期は3期ぶり営業黒字復帰の予想を公表し、年末にかけて業績急回復を見込む。長い目で見たスマホ対策が出れば、投資家は好感か。

大塚ホールディングス(東1・4578)
2944円(100株)
北米での売上高比率:36.6%
想定為替レート(ドル/円):90円
配当利回り:2.20%
抗精神病薬を中心に米国での販売が拡大している。国内でも機能性食品の販売が好調だ。海外売上高比率は50%超と高水準。

トヨタ自動車(東1・7203)
6160円(100株)
北米での売上高比率:30.8%
想定為替レート(ドル/円):92円
配当利回り:2.11%
世界最大の北米市場では生産・販売とも拡大中だ。高級車「レクサス」を中心に、利幅の大きい車種の売れ行きが伸びている。

タカタ(東1・7312)
2380円(100株)
北米での売上高比率:30.3%
想定為替レート(ドル/円):90円
配当利回り:1.26%
シートベルトとエアバッグを生産し、業績は自動車メーカーと連動。中国向けの低調を米国向けの伸びがカバーしてお釣りがくる。

コマツ(東1・6301)
2154円(100株)
北米での売上高比率:29.8%
想定為替レート(ドル/円):95円
配当利回り:2.69%
米国のキャタピラーを追う建設機械2位。北米で住宅や住宅着工件数が反転しており、販売台数は上向き。完全自動制御型で市場制覇を狙う。

マツダ(東1・7261)
411円(1000株)
北米での売上高比率:29.4%
想定為替レート(ドル/円):90円
配当利回り:――
工場海外移転に慎重だったため、海外販売車は日本からの輸出が多く、円安による為替差益は大きい。北米のクルマ好きユーザーに人気。

日産自動車(東1・7201)
1044円(100株)
北米での売上高比率:28.8%
想定為替レート(ドル/円):95円
配当利回り:2.87%
海外売上高が8割を占める。主戦場はもちろん北米。新型4車種投入でシェア大幅拡大を狙っている。中国低迷でも好業績。

ニコン(東1・7731)
2014円(100株)
北米での売上高比率:26.9%
想定為替レート(ドル/円):95円
配当利回り:2.03%
カメラは世界的に有名。半導体や液晶製造に使う露光装置(ステッパー)が回復すれば、円安との合わせワザで大幅増益に。

NTN(東1・6472)
343円(1000株)
北米での売上高比率:26.2%
想定為替レート(ドル/円):95円
配当利回り:――
ベアリング大手で、自動車や機械メーカーには不可欠な存在だ。今期はようやく黒字回復を果たすとみられ、北米の好調で上方修正も。

リコー(東1・7752)
1126円(1000株)
北米での売上高比率:25.8%
想定為替レート(ドル/円):95.5円
配当利回り:2.93%
キヤノンのライバルとしてコピーなどデジタル機器の販売に力を入れる。空前の1万人リストラで利益水準がどこまで向上するか。

アシックス(東1・7936)
1778円(100株)
北米での売上高比率:25.8%
想定為替レート(ドル/円):90円
配当利回り:0.78%
売上高の約3分の2が海外。欧米やアジアでも高いブランド力を誇り、世界有数のスポーツ用品メーカーに育ってきた。

三和ホールディングス(東1・5929)
559円(1000株)
北米での売上高比率:25.7%
想定為替レート(ドル/円):95円
配当利回り:2.14%
旧・三和シヤッター工業。国内色の強い会社だったが、海外企業買収で一気に欧米での事業拡大を進めた。米国で住宅向けが好調。