ブリヂストン(東1・5108)
3365円(100株)
配当利回り:1.60%
北米ナンバーワンの「ファイアストン」が、米国の自動車販売急増に伴い絶好調。円安や原料の天然ゴム安も手伝い、過去最高益を連続更新中だ。

日本ケミコン(東1・6997)
440円(1000株)
配当利回り:ー
アルミ電解コンデンサーで世界屈指のメーカー。自動車向けが稼ぎ頭だ。減速エネルギーを回収して電気に変える装置がマツダのエコカー向けに高水準。

エンプラス(東1・6961)
8220円(100株)
配当利回り:0.48%
自動車用高機能プラスチックギアが主力。液晶のバックライトや自動車照明灯のLED光源拡散レンズが伸び、株価は上場来高値更新した。

日本ゼオン(東1・4205)
1129円(1000株)
配当利回り:1.15%
特殊合成ゴム大手で、自動車タイヤ用が好調。毎年、業績の期初予想が超保守的なため、中間期決算で大幅上方修正→株高が期待できることで有名な会社だ。

JSR(東1・4185)
1842円(100株)
配当利回り:2.06%
合成ゴムの大手で、低燃費タイヤ素材が欧州メーカーにも大人気だ。証券会社の相次ぐレーティング引き上げもあり、株価は反転上昇中。

日本特殊陶業(東1・5334)
1955円(1000株)
配当利回り:1.12%
自動車のプラグやエンジンの燃費、酸素濃度センサーが世界各国で引く手あまたの状況。半導体パッケージ事業も底入れし、今期の営業益は倍増の見込みだ。

鮎貝正弘
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 シニア投資ストラテジスト

1988年、旧・国際証券に入社後、営業部門に勤務。1998年に投資情報部に異動、都合3度の会社合併を経て現職。経済紙や金融メディアの取材、セミナーで大忙し。


この記事は「WEBネットマネー2013年10月号」に掲載されたものです。