コーヒーはうつ病や記憶力の向上に効果的!―研究結果

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コーヒーに関してはさまざまな研究結果がありますが、意外に知られていないのが脳への影響。飲み過ぎなければ、いい結果をもたらすようです。

コーヒーについては、健康に悪い面もしばしば指摘されています。しかし、良い影響を主張する研究も同じくらい多く存在します。イギリスで40万人以上を対象に、13年かけて行われた調査によると、コーヒーをよく飲む人は、早死するリスクが16%低くなったとのこと。

2011年の調査によると、1日2〜3杯のコーヒーを飲む女性は、うつになる確率が15%低くなったそうです。ちなみに1日4杯だと、20%も低下したとのこと。

コーヒーは、記憶力の向上に効果的です。2005年の北アメリカの調査によると、1日2杯コーヒーを飲む人は、短期間での記憶力とリアクションの速さが他を上回ったそうです。

また、2007年、65歳以上の女性を対象にした調査では、1日2杯以上のコーヒーを飲む人は、それ未満の人に比べて記憶力がいいことが明らかになりました。さらに、南フロリダ大などの一部の研究者は、コーヒーがアルツハイマーを予防するとして研究を続けています。

コーヒーがこういった効果をもたらすメカニズムは、まだ完全に解明されたわけではありません。カフェインの効果や抗酸化作用が影響を与えているのではないかと考えられています。

脳への影響のほかにも、糖尿病や胆石、がん、パーキンソン病の予防に効果があるという結果が報告されています。ちなみにこういったうれしい効果は、「砂糖・ミルクなし」のブラックコーヒーで認められているもの。体調と相談しながら楽しんでくださいね。

※ 当記事は、ハイブリッド翻訳のワールドジャンパー(http://www.worldjumper.com)の協力により執筆されました。

参考:How Drinking Coffee Could Improve Your Health
http://www.livestrong.com/article/557242-how-drinking-coffee-could-improve-your-health/