俳優の堺雅人が主演するTBS日曜劇場「半沢直樹」が絶好調だ。関東地区における第4話の平均視聴率が27.6%を記録するなど、今年の連続ドラマでの最高記録も更新した。中国でも「半沢直樹」の快進撃が伝えられており、日本ドラマファンを中心に注目が集まっている。中国メディアの日本通が報じた。

 回数を重ねるごとに視聴率を下げるドラマが多いなか、「半沢直樹」は初回の19.4%から尻上がりに数字を伸ばし、4日放送の第4回は27.6%を記録。瞬間最高視聴率も30.0%を記録するなど、福山雅治主演の「ガリレオ」や、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」を抜いて今年のドラマとして最高の視聴率を更新した。

 特筆すべきは7月28日に放送された「半沢直樹」の第3回だ。当日は裏番組でサッカー東アジアカップの日本−韓国戦が放送されたものの、日韓戦という強力な「ライバル」の視聴率を5.1ポイントも上回ったのだ。

 日本通が中国版ツイッターで「半沢直樹」の快進撃について報じると、日本在住の中国人ネットユーザーや、日本の書籍を販売しているというユーザーから「半沢直樹はおもしろい!」などといったコメントが寄せられた。

 また、主役である堺雅人の演技を称賛するコメントも多く、日本同様に中国でも「半沢直樹」にハマっている人が多いようだ。(編集担当:畠山栄)