つい先日、NECスマートフォンの開発・製造から撤退すると正式に発表があった。これまで統廃合が進んでいた携帯電話&スマートフォン開発のメーカーがまたひとつ消えて行くことになる。今後さらにパナソニックの撤退もあるのではないかと言われており、世界的な規模で見ると日本メーカーは、戦いのステージから降りていると言っていいだろう。

ただし、スマートフォンの内部で使われているパーツ類は日本メーカー製がほとんどを占めており、技術力といった点では、日本メーカーが現在のスマートフォンを支えていると言っても過言ではないだろう。そうした様々な技術を持ちながら、どうして世界に通用するスマートフォンを作れないのだろうか? 

また、携帯電話全体の契約数が日本の人口を超えたとはいってもガラケーからスマートフォンへ変えていない人を考えると、まだ6千〜7千万台程度の普及は見込めると言えるだろう。国内シェアを取って巻き返すことで、また世界に打って出ることができるかもしれない。このようにスマートフォンや携帯電話について紹介したデジ通の連載記事をまとめたので参考にしてほしい。今後、日本でのスマートフォン市場の動きが読み取れるかもしれない。

iPhone発売から5年 各キャリアのシェアはどう変化した?【デジ通】
日本でアップルのiPhoneが発売されたのは5年前の2008年7月11日でちょうど5年を過ぎたことになる。この5年間でiPhoneを取り扱うキャリア(auとソフトバンク)とそうでないキャリア(NTTドコモ)にはかなり差が出ており、iPhoneを取り扱っていないドコモがいつ取り扱うのかは、新製品発表の時期は常に話題の中心となっている。この5年間で実際にドコモ、au、ソフトバンクの契約数はiPhone販売後、どのように推移しているのか、電気通信事業者協会のデータからまとめてみた。

スマートフォンは普及が加速、いっぽうで携帯やスマホによるネット接続率は減少【デジ通】
現在携帯電話キャリアの契約数の伸びに大きく影響していると言える要素は、「iPhoneを取り扱っているかどうか?」という部分が大きい。初期から取り扱っていたソフトバンクは右肩上がりでシェアを拡大してきている。iPhoneの取り扱いがシェア拡大に大きく影響しているのに加え、Androidスマートフォンなどもここ数年売り上げを伸ばしてきており、携帯電話からスマホへの乗り換えが進んできていることがわかる。スマホは手軽にネットに接続できることから、ネット接続の利用者も増加しているのかが気になった。そこで、電気通信事業者協会のデータから、スマホでインターネット接続サービスの利用者がどのように増えているのかを調べてみた。

各キャリアの契約数からプリペイドや通信回線契約を除いた純増をチェックしてみた【デジ通】
電気通信事業者協会が公表している携帯キャリアの回線契約数をみると、各社共契約数が伸びていることがわかるのだが、特に加入者が伸びているのは、ソフトバンクやauなどのiPhoneを取り扱っているキャリアだ。この回線契約数には一時的に使うプリペイドの契約やフォトフレームなどの通信モジュールも含まれているため恒常的に回線を使う利用者ではなく2台目や3台目の端末も含まれてしまう。このため、実際の携帯電話やスマートフォンのユーザー数とは異なると考えるべきだろう。特にプリペイドは業者が大量に契約することで純増を伸ばすことにも利用できるので、なるべく排除したほうがいい。全体の契約数からプリペイドや通信モジュールの契約数を引いたデータを抽出し、加入者数の状況が各キャリアでどうなっているのか確認してみることでより正確に純増数を把握できるかと考え、試してみた。

データ通信契約の上昇率が高いソフトバンク、MVNOによる契約数はどう扱われている?【デジ通】
不定期ながら4回ほどにわけて、電気通信事業者協会のデータから各社の動向をチェックしてきた。昨日、見落としたデーターや数値の間違いなどもあり修正が必要になったが、全体的な傾向を大きく変えるような数字ではなかった。またミスを指摘してくれた読者の方にこの場を借りて感謝しておきたい「ありがとうございました」。前回は、全回線契約数からプリペイドと通信モジュールの契約数を引いた値を紹介した。それ以外のスマホでのインターネット接続サービスの契約率を見るとソフトバンクだけが上向きになっていることがわかった。

上倉賢 @kamikura [digi2(デジ通)]

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