『Two Weeks』イ・ジュンギ「父親役演じ父性愛芽生えた」

写真拡大 (全12枚)

【1日・ソウル=KEJ椎名沙織/写真=趙成煥】イ・ジュンギが父親役に初挑戦するMBC新・水木ドラマ『Two Weeks』の制作発表会が31日、ソウル・江南(カンナム)のコンベンションヘリッツで開かれた。

『Two Weeks』は、殺人の寃罪をこうむった主人公チャン・テサンが、白血病の娘の存在を知り、娘を病魔から救うために奮闘する2週間を描いた作品。現在放送中の『女王の教室』の後番組として、来月7日より韓国にて初放送を迎える。

除隊後の復帰作となったドラマ『アラン使道伝-アランサトデン-』(12/MBC)に続いて出演を決めた今作で、イ・ジュンギが演じるのは、壮絶な2週間を送ることになる主人公チャン・テサン。“逃走”が1つのキーワードになっているこのドラマでイ・ジュンギは、あらゆる手段を使って逃げ回る。制作発表会では撮影時のひやっとしたエピソードも語られ、「追跡から逃走するシーンで、姿を隠そうと土の中に入って息を止める撮影があった。あの時は「お墓に入ったらこういう苦しみや心理的圧迫感を感じるんだなぁ」と思ったし、本当に死の直前の恐怖を感じた」と苦笑した。

パク・ハソンを始め、リュ・スヨン、チョ・ミンギ、キム・ソヨンなどの共演者については「僕は現場で遊びながら打ち解けるタイプなので、共演者の方々の性格と合わないか最初は心配したが、お酒を一緒に飲んだり、作品について悩みを相談したりと、お互いに助け合いながら楽しく撮影している」とし、「テサンはいつも逃げ回る役なので、皆と一緒にいる時間が少ないのが残念だが、現場に行くこと自体が楽しい」と笑顔で語った。

今回初めて父親役を演じることについては、「この年で自分が父親になるなんて考えてみたこともなかったので、最初はどのように演じれば良いのか悩んだ。子役のソ・スジンちゃんがとても愛嬌があって可愛く、撮影をしながら父性愛が芽生えた」と答えた。

一方、テサンに捨てられたと誤解したまま8年を過ごしたスジンの母ソ・イネ役を引き受けたパク・ハソン。彼女も20代中盤にして今回母親役を演じることになったが。「普段から子供好なので、演技を通して(母親役を)経験できて嬉しい」と喜びを伝えた。イネは未婚の母であると同時に、テサンとイム・スンウ(リュ・スヨン)の間で揺れる難しい役どころの人物でもある。これには「母親としてのイネ、女性としてのイネなど、この役を通して女優が持つ全ての面をお見せできると思う」と説明した。

最後にイ・ジュンギは「テソンが逃げ回る様々なシチュエーションを楽しく、スリルいっぱいにご覧いただきたい。皆さんの期待された分、この夏全身を燃やして撮影に挑みます」と覚悟を伝えた。 MBC新・水木ドラマ『Two Weeks』は7日より韓国にて初放送。