『風邪』スエのキャラクターポスター&スチール公開

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【17日=KEJ椎名沙織】今夏最高の期待作として注目を浴びている映画『風邪』が、チャン・ヒョクに続いてスエのキャラクターポスターとスチールを公開した。

『風邪』は1秒に3.4人、1時間で2千人という恐ろしい感染速度で広がり、発病すると36時間以内に死亡するという脅威的なウイルス H5N1の発生により、感染を防ぐ余裕もなく無防備な状態で閉鎖された都市に閉じ込められてしまった人々の熾烈な死闘を描いた作品。

この作品でスエは強い使命感を持つ内科医であり、愛娘を1人で育てる熱血シングルマザーキム・イネ役を演じ、ドラマ『野王』(13/SBS)で共演した子役俳優パク・ミンハともう一度母と娘役として息を合わせて期待を集めている。

9日に行われた制作発表会ではチャン・ヒョクを始めとする、マ・ドンソク、イ・ヒジュンなどの共演俳優たちが「撮影会場の雰囲気はスエさんがいるかいないかで2つに分かれた。スエさんがいる時は和気藹々としていたが、そうでないときは感染都市そのものだった」として冗談を交えながらも抜群のチームワークで映画に対する期待感を加えた。

今回公開されたキャラクターポスターでは、血の染み付いた防護服を着たスエが髪を乱してこちらに視線を送っている。悲壮感漂うその表情からは災難と向き合った母親であり、感染者を救い出す使命感を持った内科医としての姿が伝わってくる。共に公開されたもう1つスチールは、ウイルス感染により初めての死亡者が発生する現場でのスエの姿を捉えたもの。出処の分からないウイルスによって、患者が危険に直面した姿を眺めて理解に苦しむ表情をつくっている。

韓国初のウイルス感染パニックム−ビー『風邪』は、8月15日韓国の劇場にてロードショー。(写真提供=CJエンタテインメント/アイラブシネマ)