『主君の太陽』コン・ヒョジン、雨のなか6時間の耐久撮影

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【12日=KEJ椎名沙織】SBS新・水木ドラマ『主君の太陽』のヒロインを演じるコン・ヒョジンが、降り注ぐ雨の中6時間に及んだ撮影で熱演を繰り広げ、真夏の夜をクールダウンさせるダークな“レインガール”に変身した。

コン・ヒョジンは劇中、事故をきっかけに幽霊が見えるようになってしまった後、現実に適応できずにいるテ・ゴンシル役を引き受けた。陰気だがどこか愛らしいこのキャラクターを通じて、ロマンチック・コメディとホラーを行き来する多彩な演技を披露する予定だ。

雨中の撮影は、最近、京畿道(キョンギド)坡州(パジュ)市のある高等学校の前で進行された。ホラー感を最大化させるために、撮影は深夜23時から明け方5時にかけて行われた。豪雨が降り注ぐ様子を演出するために大型の散水車まで出動し、コン・ヒョジンはずぶ濡れになりながらもNGを出さない滑らかな演技を披露してスタッフを感嘆させたという。


普段から人通りの少ない道路での撮影だったために休憩場所やお手洗いなどの設備が十分に整っておらず、明るい照明に蚊の群れが集まるなど苦労が多かったが、コン・ヒョジンは不満な顔ひとつ見せずに楽しく撮影を続けるプロ魂を見せて、現場の士気を高めた。


制作会社側は「コン・ヒョジンは自身の長所を最大限引き出す方法をよく知っている賢い女優。劇中、陰気なキャラクターを演じながらも度々愛嬌を放って、魅力あるギャップを上手く見せている」と明かした。


SBS『主君の太陽』は、ケチでマイペースな男性と幽霊が見える女性の魂浄化コンビプレーを描いたロマコメ・ホラー。『君の声が聞こえる』の後枠として今月31日より放送開始予定。(写真提供=BORN FACTORY)