ダンボーバッテリーと付属のポーチ、MicroUSBケーブル。
このポーチもまたダンボーがデザインされているのです。

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いま一番お金を稼ぐロボ。それは「ダンボー」ではないでしょうか。お金で動くのに!

ダンボーとはあずまきよひこ原作「よつばと!」5巻28話に登場した、夏休み工作のダンボール製ロボットです。その無表情なのに愛らしい姿に心をグッと掴まれた人はとても多く、関連商品もフィギュアからダンボー工作キットまで幅広いグッズ展開をしています。

そして今度はロボらしく電子機器が販売されました! 人間のみかたであるダンボーが、今度はスマホのみかたになるモバイルバッテリー『cheero Power Plus DANBOARD version』として登場です。USB接続でスマートフォンやタブレット、Nintendo3DSやPSPといったゲーム機器の充電を行うことができます。

発売されると同時にあっという間に売り切れ、数週間後に再販してもわずか2分で完売し、7月3日の3回目の販売では23000個という数を用意したものの、こちらも1時間ぐらいでほぼ完売してしまうという人気っぷりです。現在ではAmazon販売ページで3〜5週間後に配送という形になっています。ちなみにプレミアムをつけている業者もありますので、cheroo martから販売されている3750円のものであるかを確認してから購入するようにしましょう。

ダンボーの顔をあしらったこのバッテリーは10400mAhの容量となっています。と言ってもなかなかピンとこないと思いますが、iPhone5を約5回充電できる容量です。一度に2つの機器の充電をすることができるので、旅行とかに1つ持っていくととても安心することができますね。

使い方はとても簡単。側面についているUSBの口にケーブルを挿し、iPhoneなどをつなげ、本体のボタンを押すだけで充電が開始されます。ダンボーに充電する場合は、INPUTと書いてあるところにMicroUSBケーブルを挿すだけで充電が開始されます。

本体には持ち歩き用のポーチとMicroUSBケーブルが付属しています。ACアダプタは入っていないので、パソコンに接続して充電するか、他の機器などで使っているUSB-ACアダプタを使って充電するようにしましょう。

大容量なだけあって、結構大きいです。iPhone4Sなどと縦が同じで、横幅がひとまわり大きく、厚さはiPhone4Sが2つ分という感じをイメージしてもらうといいでしょうか。重さもまた258gと、ちょっと重いです。でも、愛があれば大丈夫! 十分持ち歩けます。

惜しむらくは、残容量がどれぐらいあるかを光って知らせてくれるインジケーターが、普通のバッテリーと同じく5つのランプで表されているところでしょうか。せっかくなので原作通りダンボーの目が光る形で再現して欲しかったところです。

スマートフォンは生活必需品となり、ひっきりなしに触っている人も多いでしょう。そして一日が終わるころには充電が切れてしまうということに悩んでいる人は、モバイルバッテリーの導入をお勧めします。どうせだったらかわいいダンボーに癒やされながら充電しちゃいましょう。
(杉村 啓)