決勝進出のブラジル指揮官「今日の勝者はサポーター」

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 コンフェデレーションズカップの準決勝が26日に行われ、ブラジル代表ウルグアイ代表が対戦。ブラジルが2−1でウルグアイを下し、決勝進出を果たした。

 ブラジル代表のルイス・フェリペ・スコラーリ監督は試合後、以下のようにコメントしている。

「最後の瞬間は、ここ10年間、2002年の(日韓共催)ワールドカップ以降で最も激しく、苦しいものだった。ブラジル国内の試合でも大変な試合はあったが。今日、選手たちがやったことは、サポーターのためのもの。サポーターの存在が非常に重要で、決定的だった。我々の困難はサポーターのおかげで乗り越えられた。選手たちもわかっていると思うが、今日の本当の勝者はサポーターだ。これで我々は決勝に行ける。サポーターがチームを背中に背負って、決勝に導いてくれた」

―来年のワールドカップに向けて、良い最終経過と言えるのでは?
「今日の試合から、重要なことをいくつか学ばないといけない。例えば、もう少し落ち着いてプレーをする。我々のチームはまだ若い。(局面に応じて)プレーを変えるなど、(試合運びを)熟成させないといけない」

 決勝は30日に開催。ブラジルはスペイン対イタリア戦の勝者と対戦する。ウルグアイは、同日の3位決定戦に回る。