コンフェデレーションズカップに参戦中のスペイン代表盗難被害に遭ったことが報じられたが、その裏にはピンク色のパーティーがあったという。ブラジルのメディアが報じている。

地元警察は、レシフェのホテルでスペイン代表の5選手が盗難に遭った件で27名を事情聴取したことを明らかにしている。スペイン代表のセキュリティー担当者や、ホテルの広報はこれを否定していたが、FIFAがその後すべてを認めた。

地元警察は結論を出すには早すぎるとし、「急ぐ必要はない」としているが、ホテルの従業員や警察、大会ボランティアらに取材したブラジル『TVグローボ』や『グローボエスポルチ』は、その背景に選手たちの夜遊びがあったと報じている。

スペインがウルグアイとの初戦に勝利した16日の夜にパーティーが行われ、そこには複数の女性もいたという。ホテルの従業員2名が『グローボ』に明かしたところによると、午前1時を過ぎてから、スペイン代表の5選手とテクニカルスタッフの1名は、ホテルの一つの部屋に女性たちと入り、ストリップポーカーをしたそうだ。一部の選手と女性は性交渉にも及んだという。

その翌朝、選手たちは約1000ユーロ(約12万8000円)を盗まれた。匿名希望のボランティアは、『グローボエスポルチ』で次のように話している。

「彼らはお祭り騒ぎをして、それから何人かの女性とともに部屋へ向かった。我々は知っているが、あまり多くを話すことはできない。本当に盗難があったのだとしたら、あのタイミングだったことは確かだろう。でも当然、みんな否定するだろうけどね」

盗難があったにもかかわらず、スペイン代表の選手たちはこの件が明るみになることを望まなかったという。だが、レシフェ警察の捜査が始まり、ホテルの監視カメラのチェックが行われたことで、何かがあったことが分かった。ホテル内のショップの従業員も、ストリップポーカーがあったことを認めている。