3年前、ステージ4の咽頭がんを患ったものの、奇跡的に生還した米国の俳優、マイケル・ダグラスが、がんの発症原因について次のような驚くべき発言をし、騒動となっている。
 「クルミほどの大きさの咽頭がんになったのは、オーラルセックスによって子宮頸部がんなどの原因であるウイルス・HPV(ヒトパピローマウイルス)に感染したからだ」

 つまり、クンニによってがんになったというわけだ。ダグラスは大の酒好きでヘビースモーカーとしても知られていたが、悪しき習慣について「後悔していない」ときっぱり。
 「ダグラスはセックス中毒症としても有名。妻子がありながら、25歳年下のキャサリン・ゼタ=ジョーンズに一目惚れし、『私の子供を産んでほしい』と即座にプロポーズしたほど。もしインタビューの内容が事実であれば、キャサリンがHPV保菌者であるか、またもや他の女性と浮気をしていたことになります」

 それにしても、クンニによるHPVの感染が咽頭がんの原因になりうるのだろうか。世田谷井上病院の井上毅一理事長が言う。
 「咽頭がんの要因は主に、酒、タバコです。パートナーが保菌者だとして、クンニによる感染はあったとしても、咽頭がんを発症することはまずないと思います」
 おそらく原因は、酒やタバコの悪習、加えてダグラスの場合は息子が覚せい剤で5年間の実刑をくらい収監されたことによるストレスも考えられるという。

 キャサリンはダグラスとのセックスについて、「私を満足させるために、彼はコスプレで演出してくれるの」などとはしゃいでいるが、こんな発言をしているようでは新たな離婚原因になりかねない。騒動が大きくなりすぎたためか、ダグラスは「原因がHPVだとは言ってない」などと慌てて否定しているが、現地で、“キャサリンがHPVの保菌者”という噂を払拭するのは当分無理のようだ。