『パシフィック・リム』 (c)2012 WARNER BROS.ENTERTAINMENT INC.AND LEGENDARY PICTURES FUNDING,LCC
太平洋の深海から突如出現した、未知の巨大生命体「KAIJYU」と、人類の英知を結集して生み出された人型巨大兵器「イェーガー」の壮絶な戦いを、ハリウッド最先端のVFXを駆使して描くSFスペクタクル超大作『パシフィック・リム』が夏に公開。

メガホンをとったのは「日本オタク」としても知られ、『ホビット』シリーズの脚本や、浦沢直樹原作の漫画「MONSTER」の実写化など、今やあらゆる話題作にひっぱりだこのギレルモ・デル・トロ監督(『パンズ・ラビリンス』『ヘルボーイ』シリーズ)。かねてからの悲願だった本作には、2億ドルを超える巨額の製作費をかけ、全身全霊で挑んでいる。

そんな『パシフィック・リム』の本予告編がついに解禁。これまで明らかになっていなかった情報が次々と明かされている。


映像では、「KAIJYU」の出現と、最終兵器である巨大ロボット「イェーガー」誕生までの経緯も描かれているが、最も注目すべきは、次々と登場するバリエーション豊かな「KAIJYU」たちの姿だろう。

頭部が刃物のような形状をした「ナイフヘッド・カイジュウ」と呼ばれるタイプや、空を飛ぶ翼竜型の怪獣、発光し衝撃波のようなものを発するものなど、様々な「KAIJYU」が登場、ロボット軍団に襲いかかる様子が惜しげもなく映し出されている。

一方、迎え撃つ主なロボットは、アメリカ代表の「ジプシー・デンジャー」と呼ばれるイェーガー。腕に剣のような武器を装備していることも確認できるが、迫り来る巨大怪獣に、あえてパンチで応戦する様は圧巻。さらに、貨物船を手にもち、殴りかかるシーンも登場し、日本のファンが夢にまで見た「怪獣VS巨大ロボットの格闘戦」を空前のスケールで実現していることがわかる。

また、ロボットを操縦するためには「二人のパイロットの精神がシンクロしなければならない」という、新たな設定も明らかになっている。イェーガーを乗りこなすため、どのような過酷な訓練がパイロットにかせられるのか、気になるところだ。こういった、日本のロボットアニメを彷彿とさせる描写は、「日本オタク」のデル・トロ監督らしい演出と言えるだろう。

さらに、同時公開となる日本語吹き替え版の予告編も公開となっている。



チャーリー・ハナム演じる主人公、ローリー・ベケット役の吹き替えは、アニメ「銀魂」の坂田銀時役や、アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」のジョセフ・ジョースター役で知られる声優・杉田智和が担当することが決定している。

「3D字幕が苦手」という方も、実力派声優陣の吹き替え版で安心して楽しむことができそうだ。




パシフィック・リム』は2013年夏 、丸の内ピカデリー他 3D/2D同時公開

『パシフィック・リム』 - 公式サイト

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