総監督に土下座要求? 指原莉乃

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 8日に横浜・日産スタジアムで開催された「AKB48 32ndシングル選抜総選挙」開票イベントで、15万570票を獲得して新センターに輝いたHKT48指原莉乃が、AKB48総監督・高橋みなみの土下座公約に「そこは約束を守って、してもらいます」と得意げに語った。


 ステージでは「驚きすぎて喜びをかみしめる間もなかった」という指原。しかし総選挙後の囲み取材では、集まった報道陣に「時間もたってすごくうれしく感じます」と笑顔で報告。第1位という快挙には「わたしが1位でAKB48の魅力が下がらないかと心配」とプレッシャーも感じている様子だが、トップ獲得のご褒美には「大分県でコンサートしたい!」と故郷への凱旋(がいせん)を希望するなど、意気込みを見せた。


 選挙イベントで指原は、女王に輝いた後、ゴンドラに乗って会場を一周。しかし最も大事な「第1位の椅子」に座る恒例イベントをすっかり忘れてしまったといい、「誰も案内してくれなかったですよ!」と早速へたれキャラを発揮。さらに総合プロデューサーの秋元康が、会場で指原を見た際に肩をすくめていたと明かすと「あまり納得していないと思うので、会ったら『すみません』って謝ります」と語り、周囲の笑いを誘った。


 また2位の大島優子がイベント後、真っ先に声を掛けてくれたという指原は、「センターに立つ人にしかわからない苦労もあると思うけど、わたしはわかっているからちゃんと支える。1年間の指原を見ていたら1位なのも納得できる」と言ってくれたと感激。また高橋みなみからも「大丈夫だから安心して」とエールを受けたことをうれしそうに明かした。


 その高橋は、3日に秋葉原で行われた「AKB48選抜総選挙ミュージアム」オープニングセレモニーで「打倒・指原莉乃」を掲げ、「負けたら土下座します」と公約。このことを報道陣から知らされた指原は、「されてないです!」と思わず絶叫。「そこは約束を守ってもらいます」とニヤリとしながらも、「実際に土下座されたら逆にし返して、互いに土下座し合いそう」とボケて見せ、周囲を笑いに包んでいた。(取材・文:中村好伸)