こちらも田名部さんは難なくクリア……の横でショッカーのポーズがうまくとれず、硬い体を必死に動かす筆者。何のコントだ。

続いて「時間力」の検査へ。これはストップウォッチを手に持ち、画面を見ないまま「11.11」秒ちょうどでストップすることを目指すというもの。11.11なのは「イーッ!」からきているというわけだ。

結果は、田名部さんが「11.21」秒で、筆者が「11.10」秒。筆者の方は完全にマグレだが、やっと好成績をおさめることができてホッとした。ちなみにこの時点での最高記録だったらしい。日頃、時間にルーズな生活を送っているのにこういうときだけ奇跡を起こすのもどうかと思うが、ともかく今後の人生はこの記録を誇りに生きていくことにしよう。

そんな感じですべての適性検査を終えると、最終的に記録用紙が埋まり、ショッカー戦闘員のカードがもらえるのだ。

出口にはショッカーグッズが販売されていたので、会場限定のTシャツを購入した。もちろんここに仮面ライダーグッズは一つもない。考えてみれば、それもすごいことである。今回のイベントで誕生した多数の”新人ショッカー”たちを引き連れて、秘密結社ショッカーは次に何をたくらむのか。まずは6月21日のショッカーナイト、そして7月27日から9月1日にかけてのショッカーの秘密基地公開を楽しみに待ちたい。