バルセロナとの合意が発表されたサントスFWネイマールの父親が、「息子はクリスティアーノ・ロナウドと1シーズンやるより、リオネル・メッシと1試合だけでもプレーする方が夢だと言っていた」と明かした。まだバルセロナに到着もしていないネイマールだが、すでにスペインサッカーの雰囲気に染まっているようだ。

ネイマールがレアル・マドリーではなくバルセロナを選んだことについて、父親は「息子はハートで選んだんだ。そして、自分のプレースタイルに最も適していると考えるチームに行くことを決めた」と説明している。

ネイマール自身はサントスでの最終戦となった26日の試合後、「愛情と理解を示してくれたサントスのサポーターたちに感謝している。このクラブのユニフォームを着ることができたのは名誉なことだった。サントスは僕の人生ですべてを表している。このチームで僕はキャリアをスタートさせ、勝利を手にしてきた。これは『また会おう』なんだ。いつか戻ってくる」と感極まった様子で話した。

同時に、ネイマールはすでに先に目を向けており、「メッシやシャビ、(アンドレス・)イニエスタとプレーできるのは名誉なことだね。ダニエウ・アウベスは僕を最も誘ってくれた。どんな子供にも夢があって、僕はそれを実現させることができた。みんなに感謝しなければいけない。僕は夢を実現させる。素晴らしいクラブでプレーするんだ」ともコメントしている。