(写真)質問する佐々木憲昭議員=24日、衆院財務金融委

 日本共産党の佐々木憲昭議員は24日の衆院財務金融委員会で、株価の乱高下と長期金利急騰について、無制限の金融緩和で投機をあおってきたアベノミクスの危険が露呈したものだと追及しました。

 佐々木氏は、東証株価の前日比1143円下落(23日)は13年ぶり史上11番目の下げ幅であり、長期国債の金利も23日に一時1%に上昇したことに言及。「アベノミクスの基盤は大変もろい」と指摘しました。麻生太郎財務相は「株は上がったり下がったりするのが当然だ。気分がのらなきゃ景気はよくならない」と問題視しない姿勢を示しました。

 佐々木氏は、この間の株価上昇の原因について「昨年秋から日本株の買い越しが一番多いのは海外投資家ではないか」と追及。麻生財務相は「短期では圧倒的に外国人が多かった」と認めました。

 佐々木氏は「全体でみても外国人投資家が最多だ」と指摘。ヘッジファンドなどの投機マネーが株価を急騰させ、それを受けて金融機関・機関投資家などによる国債から株式への乗り換えがおこり、国債価格下落と長期金利上昇を招いていると述べました。

 佐々木氏は「金融緩和先行は制御不能に陥る危険がある」と警告し、実体経済の改善には内需の拡大が課題だと強調しました。