ここ数年は変化なし。ネコの品種人気ランキングはこうなっている

写真拡大

日本ではネコの飼育頭数が増えています。「日本国内の犬とネコの飼育頭数はそのうち逆転するかも」といわれているそうです。さて、このネコですが、どんな品種に人気があるでしょうか。1万頭余りを調べたデータがありますのでご紹介します。

■ネコの品種人気ランキング2013

●第1位 スコティッシュ・フォールド 1,973頭(19.5%)
●第2位 アメリカン・ショートヘア 1,502頭(14.9%)
●第3位 混血猫 1,250頭(12.4%)
●第4位 マンチカン 785頭(7.8%)
●第5位 ロシアンブルー 562頭(5.6%)
●第6位 ノルウェージャン・フォレスト・キャット 561頭(5.6%)
●第7位 ラグドール 451頭(4.5%)
●第8位 メイン・クーン 385頭(3.8%)
●第9位 ペルシャ(チンチラ) 343頭(3.4%)
●第10位 日本猫 328頭(3.2%)

■スコティッシュ・ホールド強し!

上記のランキングは、ペット保険を手掛けるアニコム損保さんが調べた結果です。

*……2012年2月1日〜2013年1月31日にアニコム損保の「どうぶつ健保」に新規契約した0歳の猫10,107頭の品種を集計。

耳が折れた愛らしい表情が特徴のスコティッシュ・フォールドが5年連続のベスト1。第2位のアメリカン・ショートヘアから第6位のノルウェージャン・フォレスト・キャットまでは、昨年も同順位。

第7位のラグドールは昨年は9位、第8位のメイン・クーンは昨年も同着、第9位のペルシャ(チンチラ)は昨年第7位、第10位の日本猫は昨年も同着でした。つまり、ベスト10の品種はそろって昨年もベスト10だったわけです。

この10位までの品種は日本でも不動の人気を誇るといってもいいようです。

アニコム損保広報ご担当の井上舞さんに伺ってみたところ、「ここ数年はランキングに変動はあまりないようです」とのこと。「混血猫とは、いわゆるミックスのことです。里親で引き取ったとか、お友達に譲ってもらったなどで、飼い主さんの申告によります。また第10位の日本猫も飼い主さんの申告によります」とのことでした。

第1位のスコティッシュ・フォールド、第2位のアメリカン・ショートヘア、第3位の混血猫の合計で全体の46.8%になります。ですから、日本で飼育されているネコの約半数はこの3つの品種になるのですね。

(高橋モータース@dcp)

猫の写真クレジット
『スコティッシュ・フォールド』(C)Oksana Sorochan
『マンチカン』(C)Sg0668commons
『ロシアンブルー』(C)Flor de Azur
『メイン・クーン』(C)Wikimaster97

名前ランキングなども公表されているアニコム損保さんのページ
http://www.anicom-sompo.co.jp/name_cat/cat_2013.html#02