ホラー映画『クロユリ団地』に出演した前田敦子成宮寛貴が、中田秀夫監督とともにテレビ『めざましテレビ』に出演した。前田がAKB48時代にドラマで共演したことがある成宮は、今回の作品で彼女の演技力が格段にレベルアップしていると評価した。また前田は中田監督の映画にかける思いを聞かされたが、理解できなかったと明かしている。

映画『クロユリ団地』は、『リング』シリーズで知られるホラー映画の巨匠・中田秀夫監督が手がけた作品だ。また前田敦子と成宮寛貴がW主演することでも話題となっている。その3人が5月14日に放送された『めざましテレビ』(フジテレビ系)の“カルべや”で軽部真一アナとトークを繰り広げた。

成宮寛貴は2007年に放送されたドラマ『スワンの馬鹿! 〜こづかい3万円の恋〜』(フジテレビ系)で前田敦子と共演している。彼は当時を振り返ると、「まだAKBに入りたての頃で、『ドラマって何?』みたいな感じでしたね」と前田について語った。AKB48劇場のオープンが2005年12月なので、前田がAKB48に入って約2年後のことだ。

今回、久しぶりにその前田と共演した成宮は「その頃から今になってみると、AKBで見る前田さんとは違うなって思う」と印象を明かす。たとえば、今回の映画で半狂乱になり大騒ぎする二宮明日香(前田)を、笹原忍(成宮)がつかまえて落ち着かせる場面がある。彼は「俺ってそんなに力が弱くないんですが、全然収まらないくらいに力強い」と彼女の渾身の演技を評価するのだ。

『めざましテレビ』のスタジオでは、VTRを見た軽部アナが今回の映画について「前田のあっちゃんが、今までの中で最も熱演してる。女優としての新境地」と語ると、加藤アナも「アイドルよりも女優としてのイメージが強くなってきましたよね」と前田の成長を実感していた。

そんな前田だが、トークの中で彼女らしい中田秀夫監督とのエピソードを語った。監督が女優を主人公にする理由について、「僕がヒロインに思いを寄せて演出するのが好きなので…できれば女性になりたい…何言ってんでしょう」と照れながら話した時だ。前田は「ずっと言ってましたもんね。『18歳くらいの女の子の恋心がすごくわかるんだ』って。“何言ってるんだろう?”って思いました」と本音を明かした。

中田監督の人柄もあるのだろうが、ホラー映画の巨匠が語る映画への情熱を「何言ってるんだろう?」とバッサリ斬るあたりはAKB48時代の前田敦子と変わっていないようだ。そんな3人に加えて謎の男の子ミノル役の田中奏生くんや、成宮が「プライベートでは会いたくない人のNO.1」というほど壮絶な篠崎老人を演じる高橋昌也などキャストも多彩だ。映画『クロユリ団地』は、予想以上に怖くて奥が深そうである。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)