ユヴェントスのアンドレア・アニェッリ会長が『スカイ・スポーツ』のインタビューで、さまざまなテーマについて語った。アントニオ・コンテ監督については、このように述べている。

「コンテからお金は求められていない。彼が求めているのは、勝ち続けるための前提条件だ。そして、それはある。今は彼と一緒に、勝ち続けるために必要な要素を検討していこう。私もチャンピオンズリーグ(CL)優勝を望んでいるが、それに勝つという確実さを与えられる者はいない」

「彼がこの2年間、激しい夏を過ごしてきたことは確かだ。1年目はシエナで昇格し、すぐに(ユヴェントスで)スクデット獲得に向けての土台づくりに入った。去年は2年目に向けての準備だ。簡単なことではなかった。それに、停止処分の件もあった。1週間、休みに値するだろう」

「私は、彼が我々のアレックス・ファーガソンになることを望んでいる。どうなるかは時間が教えてくれるだろう。難しくてストレスのたまる2年間を経て、彼は確実なことを必要としていたんだ。どの計画で進めていくのか、ということだね。だが、コンテには安心してもらいたい。私がいる限り、勝利への飢えがなくなることはない」

「コンテは素晴らしい指揮官で、アクセルとして機能してくれた。だが、クラブも見事にやってきたんだ。そして、勝ち続けることを望んでいる。来年は歴史に挑戦だ。スクデット3連覇は1930年代からないことだよ。CL? 情熱を持ってトライする」

「イタリアサッカーは困難にある。最終目的地よりも、途中のリーグになっているんだ。とにかく、私は(ズラタン・)イブラヒモビッチを再びユヴェントスに、とは望まない。しかし、我々には重要な予算がある。ディレクターたちがチームを解体し、再びつくり上げても構わないよ。予算さえ守ればね。大事なのは、目標だ。勝つことだよ」

「いつも“トッププレーヤー”のことが騒がれる。だが、もしも(フェルナンド・)ジョレンテを2000万ユーロ(約26億円)で獲得していたら、彼も“トッププレーヤー”のように思われたのだろう。だが、我々は移籍金ゼロで彼を獲得したから、そうは言われないんだよ」

「優勝回数? もう十分だよ。我々にとっては31回だ。記録では29回だけどね。とにかく、アニェッリ一族は90年間で30回のスクデットを獲得してきた。素晴らしいペースだ。今回のスクデットは、(ジャンルイジ・)ブッフォンや(アルトゥーロ・)ビダルだけのものではない。(ファビオ・)クアリアレッラや(エマヌエレ・)ジャッケリーニのものでもあるんだ」

「我々は、どの外国のリーグにも導かれる必要はない。それぞれ国は違うんだ。自分たちの基準となるモデルを見出そう。サッカー連盟による強くて直接的な手引きが必要だよ。リーグがけん引役にならなければいけない」

「(アレッサンドロ・)デル・ピエーロ? これまでユーヴェにいたすべての選手たちと同じように、私は彼に感謝している。彼は素晴らしい人だ。ずっと我々のハートにいるし、早く再会できることを願っている。彼はユヴェントスの歴史の一部だ」