マンチェスターから誰もがいなくなるかもしれない。マンチェスター・ユナイテッドのアレックス・ファーガソン監督は、すでに引退を表明した。あとの2人は、同じマンUのFWウェイン・ルーニーと、マンチェスター・シティのロベルト・マンチーニ監督のことだ。

マンCは11日にFAカップ決勝でウィガンに敗れた。以前から批判されていたマンチーニ監督を取り巻く状況は悪化している。昨季、44年ぶりにリーグ優勝を果たし、2017年まで契約を延長したマンチーニ監督だが、大量補強を求めてクラブとの関係は冷めている。

2年連続でチャンピオンズリーグ・グループステージを突破することができず、イギリスのメディアはマンチーニ監督がマラガのマヌエル・ペジェグリーニ監督にベンチを明け渡すと報じている。ウィガン相手のまさかの黒星で、そういうエピローグとなるのは避けられないことかもしれない。

マンチーニ監督自身は「メディアはもう半年も前からそうやって繰り返しており、ここ2週間はさらにそれが強まっている。どうしてクラブが否定しないのか、理解できない。だが、私は落ち着いている」と話していた。同監督は2009年12月からマンCを率い、コミュニティーシールドをあわせて3つのタイトルを獲得している。

一方、ファーガソン監督は自身にとってオールド・トラフォードでの最終戦となった12日のスウォンジー・シティ戦後、ルーニーが「移籍を希望してきた」と認めた。同監督は「この数週間で1度か2度、メンバーから外れたことが少し不満のようだ。だが、我々は彼を手放したくない」と話している。