”パスドラ”のガンホー、2013年第1四半期は営業利益7383.9%増

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スマートフォン向けゲーム「パズル&ドラゴン」などを展開するガンホー・オンライン・エンターテイメントは5月9日、2013年第1四半期の連結決算を発表した。

売上高は、前年同期比838.9%増の309億400万円。営業利益は、同7383.9%増の186億1600万円。純利益は、同比5305.7%増の123億2100万円という結果だった。

事業別では、「ラグナロクオンライン」「エミル・クロニクル・オンライン」などを展開するPCオンライン事業が、売上高17億2800万円(前年同期比20.1%減)、営業利益4300万円(前年同期比92.5%減)。パズル&ドラゴンズなどを提供するモバイルコンシューマ事業が、売上高292億2600万円(前年同期比2344.4%増)、営業利益188億4900万円(前年同期は1億4200万円損失)。

劇的な業績アップを果たしたモバイルコンシューマ事業は、パズル&ドラゴンズが日本国内累計1100万ダウンロードを突破したほか、アクションパズルRPG「ケリ姫スイーツ」もシリーズ累計500万ダウンロードを超えるなど、スマートフォン向けゲームが好調。また、専用機向けゲームも、PS Vita向け「ラグナロク オデッセイ」が販売本数累計30万本を突破するなど、大きく貢献しているという。

なお、同社は併せて今年6月30日(日曜日なので実質的には6月28日(金))を基準日として株式分割を行うことも発表。普通株式1株につき10株の割合で分割するとしている。