中国大手検索サイト百度の掲示板に「なぜ日本には航空母艦がないのか?」というスレッドが立てられ、スレ主の疑問に対して中国人ネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

 中国は旧ソ連で設計された航空母艦ワリヤーグの未完成の艦体を入手し、航空母艦として完成させ、2012年に正式に就役させた。多くの中国人は航空母艦の保有を誇りに思っているようだが、一方の日本は航空母艦を保有してないため、スレ主は「なぜなのだろうか」と質問している。

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 中国人ネットユーザーからは、「敗戦国だから国際上、造ることが許されていない」、「憲法の規定で核兵器、戦略爆撃機、攻撃型空母は持ってはいけない」、「日本の軍事力は自衛にのみ使うから」などの理由が挙げられた。

 日本は現在、航空母艦を有してはいないものの、「ヘリ空母は2隻持っている」、「日本は4隻の準空母を保有している。F−35を載せれば本物の空母になる」、「日本の駆逐艦は小型の空母みたいなものだ」などの意見もあった。

 ほかには、「わが国に対抗するためなら、米国が直接提供するから必要ない」という意見や、「中国が恐いからだ。だから原爆すら作る勇気がない」という少しずれた主張、「われわれは空母が最強の武器だと思っていてはダメだ」と自戒するようなコメントもあった。

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 Wikipediaによれば、「他国への航空兵力の展開が可能になる空母を保有することは、日本国憲法の専守防衛と戦力の不保持の原則に背く」という政府の憲法解釈により、海上自衛隊は固定翼機を運用する正規空母を保有していない。

 一方の中国は12年に就役させた空母・遼寧のほかに2隻目の空母建造を検討中とされ、将来的には原子力空母の建造も視野に入れている。(編集担当:畠山栄)