AV界のメジャーリーガー・まりかが日本凱旋! アメリカンポルノの舞台裏を明かしちゃいます!

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彼女こそ「エロの日本人メジャーリーガー」! グラドルからAVに転向し、数々のハードコア作品で名を挙げたAV女優・まりか。

彼女は一年前にさらなる挑戦のために身ひとつで渡米し、数々のポルノ作品に出演。そして今年1月、『PLAYBOY(プレイボーイ)』と並ぶアメリカの老舗成人誌『PENTHOUSE(ペントハウス)』(※1)のグラビアに登場し、『PENTHOUSE PET(ペット)』と呼ばれるスーパースター枠に日本人で初めて選ばれたのだ! 

凱旋を果たした彼女にアメリカポルノ界の“ヤバイ話”を聞いたぞ!

■日本とはまるで違う? 契約社会・アメリカの「ポルノ事情」

――もともと海外進出しようと思った理由は何?

まりか 最初は「アメリカとヨーロッパで10本ずつ撮って日本に帰ってきたらハクもつくし、日本でのAV女優の活動も長続きできるんじゃない?」って程度だったんですよ。まあ、それは大人たちの考えで(笑)。自分としては何でもやってみようっていうのがあったんですけどね。

――ちなみに英語はできたの?

まりか 全然(笑)。「ハイ!」と「ハロー!」と「アイム マリカ!」だけですよ。通訳もいないし。今でも英語力にはあんまり自信がない……。

――それでアメリカのポルノに挑戦って、勇気あるというか無茶すぎるよ! 

まりか 最初はホント大変でしたね〜。驚かされることも多かったです。例えば、アメリカのカリフォルニアで活動を始めようとした矢先、“梅毒”のせいで撮影できなくなっちゃったんですよ!

――梅毒って、性病の……。

まりか そう。有名な男優が梅毒に罹(かか)っているのがわかって、業界全部がストップしたんです。日本だと患者本人とセックスした人たちが仕事を止められるだけですけど、あっちは全員が検査させられるんです。だからアメリカポルノ関係者のツイッターとかを翻訳サイトを通して見て、それを頼りに予防注射受けに行ったりで、大変でした!

(※1) PENTHOUSE:1965年創刊の老舗男性向け雑誌。そのセンターグラビアを飾るモデルを称する『PENTHOUSE PET』は毎月1人しか選ばれず、数々の名モデルたちが名を連ねている。

――住まいはどうしていた?

まりか カリフォルニアに制作スタッフやエージェント(※)がいっぱい住んでる「ポルノタウン」があるんですよ。その中の、ある監督の家に住ませてもらいました。そこは私以外にもいろんなポルノ関係者が住んでて、空いてる部屋では撮影もしてる(笑)。帰ってきて、たまには自炊しようかとキッチンに行ったら「オゥ、ファ●ク!」って声が聞こえてきて、見たら普通にセックス撮影してたこともありましたね〜。

――やっぱりアメリカだとポルノを撮影するにも、日本とは勝手が違ってたりする?

まりか そうですね〜。アメリカって契約社会じゃないですか。日本だと女優はプロダクションに所属してますけど、アメリカは基本的に個人業者なんで、撮影のたびにすごい量の書類を書かされるんですよ。それも「自分の意志で出演してるか」「○○のプレイは大丈夫か」みたいなのから、「叩かれた跡はいつまで残っていいか」「汚い言葉使っていいか」「イヌ扱いしていいか」とかとにかく細かい(笑)。

――何かあった時に裁判にならないように。

まりか それも録画しながら。でも最初のころは英語わかんなくって、「妊娠してるか?」「精神安定剤を飲んでるか?」って質問に「イエ〜ス」って答えちゃって、ギョッとされました(笑)。

――撮影はどんなペースでやってたの?

まりか 最初のころは毎日で、今は3日に1回とか。でもアメリカは複数人出るオムニバスが中心なので、撮影そのものは早く終わるんですよね。

――日本人ということでやらされる役とか、コスプレが多い、ってのはある?

まりか とりあえず「ジャパニーズローブ(着物)はセクシーだから持ってこい」って言われますね。あとやたらヨガとかさせられます(笑)。しかも日の丸の前で、とか……。あと、最初の頃は英語をしゃべれないってのがあったんで、留学生とかホームステイの役が多かったです。

(※)エージェント:ポルノメーカーと女優との仲介業者。日本と違って女優はプロダクション所属ではなく個人業者なので、こういう仲介業者が仕事を紹介するのが普通。

――まりかちゃんは日本だと潮吹きが見せ場だったけど、アメリカでもジャンジャン吹いてるの?

まりか それがヨーロッパだと潮吹きは人気なんですけど、アメリカではあんまり流行ってなくって。もともとアメリカのポルノって、クンニはあっても手マンは少ないんです。だから、あんまり潮吹きの技術も育たなかったんじゃないかなあ。指使いに関してはあっちの男優は全然ダメだもん(笑)。

――テクニックはAV界のサムライたちが上ということだね。

まりか 私って背面騎乗位で突かれると、絶対に潮吹くんですよ。それを知ってるはずなのに、カメラマンがアソコの正面にカメラを構えるんです。絶対浴びる位置なんだけど、「日本製なら大丈夫でしょ」とか言って。それで潮吹いたら、案の定かかっちゃってカメラも止まって、「あれ? SONYなのにおかしいなあ」とか(笑)。

――バカだなあ、そのアメリカ人!

■目指すは『AVNアワード』!!

――さっき、「アメリカのポルノ女優は個人業者」って言ってたけど、日本のAV女優とは違うところが多いのかな?

まりか そうですね。例えば、アメリカのポルノ女優は移動をほとんど自分の車でしなきゃいけない。私は車を持ってないから、ドライバーを雇ってます。それも自腹で。あと服やバスローブ、あとローションなんかも持参するのが常識なんです。

――日本だとほとんど撮影現場に用意されてますけどね。

まりか 役によっては用意されたりもするけど「気に入ったのでヤリたいじゃない!」ってコが多いんですよ。基本的に自分で何でもしなくちゃいけないんです。撮影後にシャワー浴びる浴びないも本人の自由で、精子で顔カッピカピのまま車に乗って帰るコもいるくらい(笑)。

――超いい女がザー●ンまみれで車に乗ってるってスゴイな!

まりか だから女優は、ホントにエンジョイしてる人しかいないですね。『KINK(キンク)』(※1)ってハードSM系メーカーの作品に初出演したとき、撮影前に「怖いな〜」って言ってたら、それを聞いた共演のコに「なんで怖いのにここにいるの?」って真顔で聞かれました(笑)。

――楽しめないとやってけないぞ、と。あと最初に渡米の話を聞いて思ったのが、「アメリカで日本人のポルノの需要ってあるのか?」ということなんだけど。

まりか 見る人は増えてますね。Asa Akira(アサ・アキラ)という日系アメリカ人のコが今年のAVN(※2)の『Female Performer of the Year(フィーメイルパフォーマー・オブザイヤー)』(※3)を取ったんです。あと、あまり売れなかったアジア系のコが日本風の名前に改名していきなりブレイクしたり。日本人ってだけで好感持ってくれる人が多いのは嬉しいですね。

――『PENTHOUSE PET』に日本人で初めて選ばれたのは、そういう背景もあるのかな。

まりか どうなんでしょうねえ。雑誌とか読むと、『KINK』みたいなハードプレイもやるメーカーにも出れば、『PENTHOUSE』みたいなソフト系にも出るギャップが面白がられてるみたいです。

――4月にはアジア最大のアダルトグッズ見本市・中国国際成人展に『PENTHOUSE PET』として出演し、アジア凱旋を果たしたけど、この先の目標は?

まりか やっぱりポルノ女優の最高の地位である『AVNアワード』ですね。先日のアワードは普通にお客さんとして行ってたんですけど、それでもいろんな関係者に私のことを知っててもらえたんですよ。来年は絶対、ステージの上に立ちたいです!

(取材・文/大坪ケムタ 撮影/高橋定敬)

(※1)KINK:SMやハードプレイを中心とした作風で知られるポルノメーカー。日本の某ハード系人気監督が自ら売り込みをしたが、「ウチじゃまだまだ」と断られるほど作品は過激。

(※2)AVN:世界トップの権威を持つポルノ業界誌『Adult(アダルト) Video(ビデオ) News(ニュース)』の略称。毎年1月にラスベガスで開催される同誌主催の『AVNアワード』(1984年より開催)は、“ポルノのオスカー”と呼ばれる、世界最大のポルノ業界のお祭りだ。

(※3)Female Performer of the Year:『AVNアワード』の1部門。その年に最も活躍したポルノ女優が受賞する。

■まりか 
1984年生まれ。着エロアイドルを経て、2009年にAVデビュー。ハードコア系の作品に数多く出演。2012年にアメリカ進出を果たし、Marica haseとして活躍している。