バイエルン戦を振り返る酒井宏樹「できる部分がわかった」

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 ブンデスリーガ第30節が20日に行われ、日本代表DF酒井宏樹の所属するハノーファーとバイエルンが対戦。ホームのハノーファーは1−6で大敗し、リーグ戦2連敗で3試合勝ちなしとなった。ベンチスタートの酒井は、0−4で迎えた66分に投入され、2試合ぶりの出場を果たした。

 試合後、酒井が敗戦を振り返ってコメントした。ブンデスリーガ公式HPが伝えている。

―長谷部誠選手が、今シーズンのバイエルンは段違いに強いと言っていたが?
「チームとしては、最初の2失点がもったいなかった。よくわからないミスからの失点だったので。まずやるべきことをやってから戦わないといけない。個人としては、もっと危険なボールを上げられたと思います。守備では、連携して失点を抑えなければいけなかったので、まだ課題はありますけど、(バイエルンという)トップチームと戦えて、できる部分も分かりましたし、そういうところは次につなげていきたいと思います」

――最後にゴール前でボールをうまく止める場面があったが、手応えは?
「そこは、サイドバックとしての仕事なので。サイドハーフじゃなくてサイドバックとして監督に使ってもらって、すごくうれしいですし、期待に応えなきゃいけなかった。やっぱり守備の部分で課題があって、右サイドハーフで使われていたので。今日はサイドバックとしての仕事をしないといけなかった。でも失点は止めなければならないものだったので、次につなげていきたいと思います」

―出場する時には、監督からどのような指示があったのか?
「とにかく点差云々ではなく、自分が持っているプレーをして、自分のアピールにつなげてくれと言われた。クリアな気持ちで、前向きな気持ちで入れました」